2023年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
日本思想史・社会思想史 アジア論、植民地研究
演習題目
ゼミ紹介
専攻言語・地域をこえて、近代日本とアジア(中国・朝鮮・台湾ほか)の関係、植民地状況におかれたマイノリティ(沖縄、在日朝鮮人、アイヌ民族ほか)の問題、植民地の歴史・思想・文化などに関心をもつ人たちが集うゼミになっています。 演習では、近代日本社会とマイノリティ、近代東アジアの植民地にかかわるさまざまなテキストを講読します。植民地/帝国の矛盾・葛藤をめぐるポストコロニアルな文化研究などの成果を吸収しながら、トランスナショナルな歴史・文化・社会認識の方法を身につけることをめざします。
卒論・卒業研究について
近代日本とアジア(中国・朝鮮・台湾ほか)の関係、植民地状況におかれたマイノリティ(沖縄、在日朝鮮人、アイヌ民族ほか)の問題、植民地の歴史・思想・文化などに関連するテーマで、論文指導をおこないます。 これまでの論文テーマは、植民地朝鮮における日本語文学、台湾における植民地近代と歴史認識、アイヌ文化の再定義とアイデンティティの再構築、沖縄の「反復帰」・自立の思想、在日朝鮮人の文学とアイデンティティ、在日朝鮮人の民族教育と多文化共生論、日本軍占領下フィリピンの鉱山開発、済州島4・3事件の記憶と文学、など。
受講上の注意など
既習言語の指定は特にありません。さまざまな専攻語・専攻地域から学生が集まっています。 また、沖縄、在日朝鮮人、アイヌ民族の歴史・思想・文化について、予備知識はなくても大丈夫です。 ゆっくりガイダンスをしながら、テキストを読む演習に入っていきます。
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