2023年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
青年心理学・教育心理学・認知心理学・発達心理学
演習題目
ゼミ紹介
本ゼミの指導目標は,①心理学実験・調査を実施できるようになる,②実験・調査結果を分析するようになるです。そのために必要となる,実践的な実験スキルの取得・心理学論文の執筆について学びます。心理学を専門とする者にとっては,重要な基礎能力を身につける演習になりますし,心理学を専門としない場合でも,広く社会調査に応用出来る心理学の研究手法を習得しておくことは,今後のキャリアにとって大きなアドバンテージとなる。 3年春学期には,心理学実験演習を行い,心理学論文の書き方についてしっかりと学びます。3年秋学期には,統計学を学んだ上で,専門論文の読解を行います。 4年生では以上の基礎技能を活用し,自分自身の研究テーマで心理学実験・調査を行えるように指導します。 数学や統計学が苦手であっても,一から指導を行うので,心配は要りません。むしろ,既に心理学や関連分野について,自分で様々な文献を読みこなし,人間の心理や社会問題について広く関心を持つ方を歓迎します。
卒論・卒業研究について
概ね,以下のようなテーマを扱ってきました。テーマ設定は,原則としては受講者の自由に任せますが,倫理的配慮や調査実施可能性等を踏まえ,対応出来ないテーマがあることもご承知おきください。 『SNS利用動機がSNS上の共感性を介してネット利他に与える影響』 『大学生の友人関係における役割期待認知がリスクテイキング行動に及ぼす影響とその心理的適応』 『コミュニケーション不安の個人差が講義型授業とアクティブラーニング型授業の効果に及ぼす影響』 『大学生のサークル集団における動機づけが活動継続におよび素影響』 『クラスメイトからの受容が大学生の外国語に対する動機づけに及ぼす影響について』 『対自的要因による山アラシ・ジレンマが精神安定及び「苦手な友人の受容」に与える影響』 『SNS利用動機がSNS依存傾向に与える影響』
受講上の注意など
毎年非常に多くの受講希望者が説明会に来られるため,ゼミ選抜試験を行っています。ゼミ選抜については,10月11日(水)に418号室で実施します。ゼミ参加希望者は,必ず出席して下さい。選抜試験は基本的に,すでにどの程度,心理学について勉強しているかを問うものですので,ゼミ参加希望者は準備をしておくことを勧めます。
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