2020年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
アメリカ文化(文学・芸術・音楽・映像)、批評理論、比較文化、イギリスと日本の文化
演習題目
ゼミ紹介
文学を中心に合衆国・英語圏の文学・文化を広く扱います。19・20世紀のアメリカの文学、ジャズを中心とした音楽、絵画、映像作品などを適宜取りあげていきます。必要に応じてイギリスやオーストラリアなどの文学・文化にも触れます。演習は発表形式で行われ、受講生の発表に教員がコメントして解説を行ない、全員で議論します。使用言語は日本語あるいは英語。留学生が参加することもあるため、スピーキングにも意欲的に取り組んでほしいです。 毎回ある程度の分量のテキストを原文で読みますので、英語を学習する意欲が必要です。授業準備にも相応の時間を割かなければならないでしょう。講義では英米文化を学ぶために必要なトピックを順次扱っていきます。留学することも強く推奨されていて、例年ゼミ生の半数程度が各国へ留学しています。ゲストによる講演や美術鑑賞などの特別行事がカリキュラムに織り込まれることもあります。テキストが英文のためいくらかきついゼミらしいですが、楽しく勉強できていると思います。 通常ゼミ選抜は行なっていません。年度あたりの希望者が15名を超える場合のみ選抜を行います。 文学・文化を愛し、学ぶ意欲のある受講生の参加をお待ちしています。ゼミ生の多くは一般企業・官庁などに就職していますが、従来大学院に進学する人も少なからずおり、国内外の大学で活躍しています。
卒論・卒業研究について
自由にトピックを選べます。演習・講義で知識、分析力、記述能力を十分に養い、それぞれの興味に応じて優れた論文・研究を作成します。Charlotte Bronte, Theodore Dreiser, William Faulkner、Henry James、Edgar A.Poe、Nathaniel Hawthorneなどの古典アメリカ作家、Flannery O'Connor, John Irving、Toni Morrison、Raymond Carver、Thomas Pynchon、Don Delillo、Kazuo Ishiguro、村上春樹、Paul Austerなどの現代作家を扱った論文の他、パンク・ロック、Elvis Presley, Jim JarmuschやDavid Lynchなどの映像作品、モダン・ジャズ、ミュージカル、イギリス演劇の翻訳など、従来卒論・卒研のトピックは様々でした。ロマン派以降のイギリス文学は指導の範囲内とします。トピックによりますので相談してください。教員は、主に執筆の形式の指導と草稿の作成補助を行います。卒論・卒研は英文あるいは和文で執筆・制作します。
受講上の注意など
どなたでも歓迎します。ただしテキストがほとんど英文なので、専攻地域にかかわりなく英語を学習する意欲が必要です。ゼミ選択にあたり、教員に馴染みがない人は事前に面談した方がいいでしょう。
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