2020年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
言語情報処理論(自然言語処理),コンピュータを使った言語データの構築,言語対照的な視点による言語の分析,日本語の文章論。語学教育のためのコンピュータツールの開発(ウェブプログラミング),データサイエンスを通じたコーパス研究など。
演習題目
ゼミ紹介
【研究課題・教育活動について】 研究課題:言語情報処理論(自然言語処理),コンピュータを使った言語データの構築,言語対照的な視点による言語の分析,日本語の文章論。語学教育のためのコンピュータツールの開発(ウェブプログラミング),データサイエンスを通じたコーパス研究など。 ゼミ構成:博士後期課程3人、4年生2人、3年生8人(2020年度) 【活動内容】 言語対照的な視点による言語の分析,言語知識ベースの構築やコンピュータを利用した言語教育ツールの開発など自然言語処理技術を応用したことばの分析を中心に研究を行っています。日本語のコーパス研究や文章論研究なども行っています。(株)小学館との共同研究やパナソニック(株)との共同研究を行ってきました。英作文の書籍を出版していますし、日本語ライティングの研究を外部組織(JAPIO)において行っています。 ことばの仕組みや,ことばを産出する思考様式について興味がある人,コンピュータを使って言語データを構築したい人,インターネットを利用した語学教育を実現したい人,また,コンピュータやプログラミングに興味のある人,データサイエンスの視点からコーパス構築や言語分析に関心のある人は歓迎です。 【研究内容】 ・ことばの分析:電子辞書が身近でしょう。シソーラス辞書の構築もあります。文法知識を電子化することも含まれますし、例えば日本語と英語の対照比較や特定の言語についての計算言語学的なアプローチによる分析、語学学習教材の作成や、効果的な語学教育方法の仕組みも言語知識ベースです。言語学や個別言語の知識を持ち、コンピュータを道具としてことばを分析します。自然言語処理については、これまでに開発された技術を利用したり、応用したりします。もちろんプログラミング言語を学んでことばを分析するツールを開発することもできます。今,流行りの深層学習を言語処理に応用したい人も歓迎です。また,日本語文章論に興味のある人も歓迎します。 ・語学教育システム:自然言語処理技術や、ウェブやコンピュータを利用した語学教育システムの開発も行っています。語学教育コンテンツの作成なども行っています。いずれも、ことばに関係する知識を電子的な手段で記録すること、自然言語処理技術を中心としたコンピュータ技術で分析すること、データサイエンス分野の技術を応用して、コーパス分析をすることなどを目指します。 ・ウェブプログラミング:インターネットサーバの構築やウェブサービスの実現を通じて,ネットワークの仕組みやウェブサービスについて学習し,電子化した言語データの提供サイトを演習で作成したりします。
卒論・卒業研究について
卒論活動:個人でもグループ単位でも研究活動をしています。毎週の勉強会と報告会を実施します。卒論執筆年次には研究成果に応じて学会発表も目指します。英語を専攻する人から日本語を専攻する人まで様々な専攻言語の学生がいます。卒業後は大学院(他大学を含む)に進学したりソフトウェアやコンピュータ応用(教育業界も含む)の業種に就いたりする学生さんが多いです。
受講上の注意など
特になし。
ページの先頭へ