2020年度
2019年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
モンゴル・中央ユーラシア近現代史、モンゴル・ソ連関係史 その他モンゴル研究全般
演習題目
ゼミ紹介
この演習の目的は、モンゴル地域研究について学習し、モンゴルの歴史、社会、政治、外交等をテーマとした卒業論文を作成するために必要な知識と、報告・論文作成の技術を身に付けることです。 この演習では、「モンゴルと中央ユーラシア」という視点を重視します。モンゴルをその範囲内だけで理解するのではなく、中央ユーラシア、東アジア規模でのモンゴルの位置付けを考えます。このような広い視野から、モンゴルを巡る諸問題の相対化を試みます。モンゴル地域研究が持つこのような多角的意義を、特にモンゴル史研究を題材として解説します。 受講者はまず、モンゴル地域研究の概要と、卒業論文に向けた問題設定の方法、資料調査・分析の方法、報告・レポート作成の方法等を学びます。その後、受講者各自が「モンゴルと中央ユーラシア」という視点から問題を設定し、報告を行います。次に、具体的な卒業論文のテーマを設定し、その報告を行います。また、研究活動に不可欠である史料読解の演習も行います。これらの学習活動を通じて、卒業論文作成に必要な知識と技術を習得します。
卒論・卒業研究について
講師の専門分野はモンゴル近現代史ですが、モンゴル地域研究に関わるテーマ(モンゴルの歴史、社会、政治、外交等に関する諸問題)で卒業論文を作成したい学生を、可能な限り受け入れたいと思います。 この演習では「モンゴルと中央ユーラシア」というテーマを基本的には掲げていますが、実際には受講者の自発的な希望に合わせて、報告のテーマや卒業論文の課題を決定することになります。
受講上の注意など
演習や卒業論文作成では、自ら問題を設定し、自ら調査・分析を進める積極性が必要とされます。自発的・積極的に活動できる学生の参加を期待します。また、モンゴルだけでなく、広く中央ユーラシアの歴史、社会に興味を持つ学生の参加も歓迎します。
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