2023年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
建築史・都市史・オスマン史
演習題目
ゼミ紹介
本ゼミは、トルコをはじめとする中東地域の都市・建築空間や文化・政治について、歴史的視座から理解を深めることを目標とする。担当教員はオスマン語や欧州諸語の文献史料や図像史料を用いて、前近代オスマン朝の建築と都市空間分析を専門としている。漠然と歩いていた町やそこで目にした建物を、歴史的観点から分析し、広く文化や政治の文脈で解釈したい学生の参加を期待する。 受講生は卒業論文執筆のため以下の4つを準備する。 ①史資料の収集、②史資料の読解・分析、③問題設定、④論理的文章の作成。 その準備として一般書・専門書の輪読と発表をおこない、受講者のテーマ設定へとつなげていく。 また本ゼミでは「空間を読む」ことがひとつの目標となるため、ゼミ活動としてまちあるきや建築探訪を複数回予定している。 なおゼミ履修者は担当教員の次の講義を受講することが望ましい。 春学期 水曜日1限 中東地域研究A「中東の都市と建築」 秋学期 水曜日1限 中東地域研究B「イスラーム世界と「技術」」
卒論・卒業研究について
受講者は卒業論文のテーマに沿った史資料を収集・読解・分析し、複数回の中間報告をおこなう.計画の詳細は開講時に受講者と相談の上で決定する.
受講上の注意など
担当者の専門領域に鑑み、オスマン朝とトルコ共和国を対象をとし、トルコ語文献を中心に用いるテーマ設定が望ましいが、他地域他言語を専門とし、建築や都市とテーマにする受講者も受け入れる。
ページの先頭へ