2020年度
2019年度
2018年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
【専門領域】統語論、意味論・語用論、言語資源開発;東南アジア島嶼部の言語(オーストロネシア諸語、英語変種) 【卒論指導可能分野】統語論、意味論・語用論(全般)、言語資源開発(東南アジアのローマ字を用いる言語);マレー語学(全般)
演習題目
ゼミ紹介
3年次には、統語論(春学期)と意味論・語用論(秋学期)を週2回の授業を通じて学びます。特に、哲学や構造主義言語学の流れを汲む形式的アプローチが中心となります。いわゆる生成統語論、形式意味論・語用論です。形式的アプローチでは、ことばそのもの(カタチ)に重きを置きます。また、文や意味の構造を記号を使って厳密に表します。それにより、言語を有機的な仕組み(メカニズム)として理解しようとします。「こんな変わった現象がある!」のようなことも扱いますが、それよりはむしろ、我々が日常当たり前に用いていることばは一体「なぜ」「どのようにして」可能となっているのか、という基本的なことを腰を据えて考えます。 4年次は、卒論の執筆をします。基本、個人指導です。 授業時間外にみんなで取り組むゼミ活動的なことは、今までほとんどやったことはありません。が、東南アジア言語の教員で共同でやっている言語資源開発に関わってもらったりしています。 Nomoto, Hiroki, Kenji Okano, Sunisa Wittayapanyanon and Junta Nomura. 2019. Interpersonal meaning annotation for Asian language corpora: The case of TUFS Asian Language Parallel Corpus (TALPCo). 『言語処理学会 第25回年次大会 発表論文集』846-849.
卒論・卒業研究について
卒論・卒業研究のテーマは、授業の内容に縛られる必要はありません。「卒論指導可能分野」の範囲内であれば、どんなものでも大丈夫です。英語、日本語、その他の言語についても歓迎です。英語、マレー語、インドネシア語による卒論執筆にも対応します。
受講上の注意など
言語学概論(=音声学から社会言語学まで言語学の下位分野を一通り概観する科目)、音韻論、統語論は必ず履修して下さい。言語資源開発開発をやろうという人は、それに加え、自然言語処理も履修して下さい。
ページの先頭へ