2023年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
東南アジア経済研究、タイ地域研究、タイ社会経済研究
演習題目
ゼミ紹介
ゼミ紹介 〔演習題目:東南アジ経済研究&タイ地域研究〕 <概要>二つのコースに分けてゼミを行います。受講生は、(A)東南アジア経済研究と(B)タイ地域研究のどちらかに所属して学びます。双方のコースで学んでもかまいません。 (A)東南アジア経済研究(月・5) 東南アジア経済の発展について、19 世紀後半から現代に至る、工業化の進展、貿易構造の変化、産業の変化、企業・企業家の歴史的発展や農業経済の変容などを幅広く学びます。日本語や英語の文献・資料を輪読します。また、現代東南アジアの経済動向については、『日本経済新聞』あるいはEconomist の記事を、毎週担当者が発表して、情報を共有し、議論します。 (B)タイ地域研究 (木・2 予定) タイの歴史・政治・経済・社会に関わる代表的なタイ語・英語・日本語の文献・資料を輪読しながら、タイの社会について議論し、タイという地域について深く学びます。また、タイという地域を「プラットフォーム」にしながら、様々な関心・専門性を持つ教員・研究者・学生が集って、様々な角度から地域を分析し、議論し、情報を共有することを目的とします。 <方法と特色> 3 年次の春学期と秋学期(12月頃まで)は、重要な文献・資料を輪読し、内容の理解を深めます。ただし、3 年次の春学期終了時点で、一度、各自の卒論のテーマと構想を発表します。秋学期も、重要な文献・資料を輪読します。11月の外語祭では、ゼミのポスター発表を予定しています。秋学期末(1月)には、卒論の構想を再び発表し、議論します。夏学期あるいは冬学期に合宿をする場合もあります。
卒論・卒業研究について
卒業論文・卒業研究について 東南アジア経済研究あるいはタイ地域研究に関わるテーマで卒業論文を作成します。卒論演習では、4年生の春学期の終わりの7月初旬に卒業論文概要書(A4 版2 枚)を発表します。9 月には、ゼミのメンバーの中で、卒論中間報告会を開催します。秋学期は、各自、ゼミの授業中に、卒論の内容を発表します。12月末までに卒論を完成させ、1月初旬に卒論を教務課に提出します。1 月下旬には、卒論報告会を予定しています。これまで指導した卒業論文題目としては以下のようなものがありました。 (例) ○「インドネシアのバイオエネルギー:ジャトロファを事例に」 ○「タイのファミリービジネス :ザ・モール・グループを事例に」 ○「タイ深南部問題-なぜ治安は悪化し続けるのか?」 ○「ラオスの世界遺産と観光産業:チャンパーサック世界遺産を中心に」、 ○「フィリピンにおける携帯電話事産業:スマート・コミュニケーションズを事例に」 ○「ミャンマーの経済発展と米貿易:1950 年代のビルマ貿易を中心に」など
受講上の注意など
授業内での発表、レポート、授業への参加状況などを総合的に評価します。授業およびゼミの諸活動に積極的に取り組める学生がゼミに参加することを望みます。
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