2024年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
グローバル化した世界における、比較政治学、政治社会学(争議政治)。尚、いうまでもありませんが、対立・軋轢・紛争が政治的な性格のものでも、争点となるイッシューは法制度的・経済的・社会的・文化的・歴史的・理念的な形状をとることが通常です。つまり、世の中の大概のことは政治学の対象となります。
演習題目
ゼミ紹介
[本ゼミへの応募は、担当教員の政治学入門1(春学期火曜1限)を履修済みであるか、現在履修中の学生に限定しています(例外なし)。3年次編入生など、この条件を満たすことが制度的に不可能な場合には、別途選考をします。] 政治過程(デモクラシーおよび非デモクラシーにおける政治)、政治変動(例えば、民主化やその欠如)、紛争・公的抗議の政治、国内の政治変動と国際環境・対外関係との連関性などに関して、比較政治学・政治社会学・国際関係論の最新の理論的研究や論争を叩き台にして、自ら調査・探求(つまり analytical framework と evidence に基づく実証研究)ができるようになる手法やノウハウを取得してもらうことを目的とするゼミです。言い換えると、各学生が中身のある卒論を自ら調べて書けるようになるために、様々な道具や技術(つまり社会科学の諸理論や分析視座)を身につけてもらうことが必要であり、その修練をしてもらいます。教材や具体的なテーマは、受講者の興味に応じて(その共通関心事項の範囲で)設定します。
卒論・卒業研究について
卒業論文のみ。対象は地域や途上国・先進国の別を問わず、またテーマも、 経験的事象の因果関係の分析を核とする社会科学の研究手法と経験世界からのデータ(evidence)に基づく実証を用いる限りにおいて、政治・社会・文化・経済等に関わる様々な内容について(但し、上記のトピック例との関連性のある範囲において)、柔軟に対応します。但しオリジナルな調査(実証研究)あるいは探求(思索など)が必要となります。
受講上の注意など
ゼミで読む文献は英語文献(学術雑誌論文、研究書、教科書等)になります。
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