2020年度
2019年度
2018年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
ラオス語・タイ(Tai)諸語の研究
演習題目
ゼミ紹介
ラオス語をはじめ、タイ(Thai)語やタイ(Tai)諸語に属する言語について研究を行います。言葉に関連することでしたら、文化的なテーマも一緒に議論しています。近年は「名前」や「調理用語」など、文化的な側面も加味して考えることが多くなっています。 当該地域は、まだまだ文献も資料も少なく解明されていない部分がたくさんあることから、少しでも学術的貢献度があるように、基本的資料の収集と研究成果の公開に努めたいと思っています。具体的には、3年生前半は一つのテーマを決め、そのことについて実際に言語調査を行います。データの収集、整理、検討や関連文献の講読など、実践を通して言語学的方法論、そして何よりも言語学の楽しみを学びます。3年生後半は卒論や卒研のテーマを決める方向で、文献を講読し、読む力や表現力を錬成します。講義でとりあげる文献は学生のみなさんと相談して決めています。4年生では、全員で卒論・卒研の進行状況を報告し合い、意見交換をします。また、東南アジア大陸部の言語の3ゼミが合同で、論文検索実習や語彙対照実習、年度末には院生も一緒に修論・卒論・卒研発表会を行っています。
卒論・卒業研究について
テーマはラオスやタイなどに分布する言語に関することです。もちろんテーマは自分で決めてもらいます。私自身、全ての言語について知識があるわけではなく、資料も持っているとは限らないので、皆さんと共に考え、議論をして研究していきたいと思っています。参考までにここ数年の卒論・卒研題目をいくつか挙げておきます。 1)卒業論文 「現代ラオ語の/dây/について」 「白メオ語の声調について」 「タイ語の前置詞/dûay/と/dooy/の用法 -名詞句との共起について-」 「東北タイ方言の方言意識に関する研究」など 2)卒業研究 「ラオスことわざ解説辞典」 「和食レシピのラオ語訳」など
受講上の注意など
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