2025年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
会話分析、談話分析、言語人類学、社会言語学、日本語教育学
演習題目
ゼミ紹介
このクラスでは主に話し言葉の研究を扱います。会話分析や談話分析の方法に関する知識、論文執筆の際のマナーなどを身につけながら、各学生の興味に応じてテーマを選び、研究を進めていきます。 これまでのゼミ生の卒論テーマ: 「日本語母語話者による日本語の自称詞と対称詞の使用傾向とその要因―日本語日常会話コーパスとアニメのジャンル間比較分析を通じて―」 「漫才とシットコムから見る日本とアメリカの”笑い”の違い」 「日本とオーストラリアの映像作品における謝罪の違い」 「日英コロナ禍報道の比較を通して報道の誘導性を考える―批判的ディスコース分析の観点から―」 「時代変遷に伴うスポーツアニメにおける男子高校生の話し言葉の変化―日本語教育への応用を目指して―」 「日米の小説内の言い争い場面における言語表現―原文・訳文の比較と考察―」 「会話における冗談を成立させるには-「相手」「内容」「状況」の視点から考える-」 「公立高校における外国につながる生徒の学習・学校生活の現状と考察―高校教員・講師・支援員へのインタビューから―」 「テレビ番組『NHK のど自慢』におけるインタビュー形式の談話パターンとその誘発要因―成員カテゴリーとしての「司会者」「出演者」の観点を中心に―」 「日本語非母語話者児童への地域共通語教育-うちなーやまとぅぐちを事例として-」 「オーケストラにおけるファシリテーション⾏動-リハーサルにおける指揮者、コンサートマスターおよび奏者の分析を通して-」
卒論・卒業研究について
主なテーマとしては、次のものを想定しています。 1)日常会話を分析する研究 2)様々なメディアから収録したデータを用いた研究 3)企業や初等中等教育現場など、さまざまなフィールドの日本語教育に関する研究 卒論の執筆は英語でも日本語でもかまいませんが、指導は日本語で行います。
受講上の注意など
3年次までに「日本語教育学演習10」(担当教員:大津友美)を受講していることが望ましい。
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