2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
国際関係論、国際政治経済学
演習題目
ゼミ紹介
本ゼミは、国際政治経済(International Political Economy: IPE)を専門とし、通商政策、移民政策、国際金融、グローバル化、経済安全保障、産業政策、援助政策などを中心に、国際経済と政治の相互作用を理論的・実証的に考える演習です。 3年次では、欧米の最新の教科書を用いながら、国内政治と通商、国際制度、為替制度、金融危機、移民、多国籍企業、開発戦略、グローバル・バリューチェーン、経済安全保障など、国際政治経済の幅広いテーマを扱います。用語や理論を覚えることだけを目的とせず、「利害(interests)」と「制度(institutions)」という視点から、現実の政策や国際協調の動きを分かりやすく説明できる力を身につけることを目指します。 授業は講義形式ではなく、文献報告とディスカッション中心で進めます。毎回、英語文献を読み、報告・質疑・討論を通じて理解を深めます。あわせてForeign PolicyやWashington Postを題材に時事的な国内外のニュースを取り上げ、文献で学ぶ概念や理論と結びつけて議論します。 一定の読解量と準備が求められるため、ある程度のコミットメントが求められます。しかし、国際問題を理論的に考える力、論理的に発表・討論する力、卒業論文につながる分析力を身につけたい学生には適したゼミです。
卒論・卒業研究について
4年次の卒業研究では、政治学・国際関係分野において、学術論文として通用する水準を目指します。前期の演習では、 ①研究テーマの確定 ②明確なリサーチ・クエスチョンの設定 ③関連する先行研究の体系的整理 ④先行研究の到達点と限界の把握 ⑤自らの研究の位置づけの提示 までを段階的に行います。テーマの「面白さ」よりも、「問いが明確か」「理論的に位置づけられているか」「既存研究とどのように違うのか」を重視します。 扱うテーマは、通商政策、経済安全保障、金融危機、国際制度、地域統合、産業政策、グローバル化と国内政治など、国際政治経済に関連するテーマを中心としますが、それ以外でも国際関係に関連するテーマであれば幅広く対応可能です。分析方法も、事例研究、比較分析、歴史的分析、テキスト分析などから、関心やデータの入手可能性に応じて相談しながら決定します。対象地域についても、教員の専門は北米や日本の政治経済にありますが、それに限定せず、学生の関心に応じて幅広い地域・事例を扱えるよう支援します。 卒論は「長いレポート」ではなく、「問いに答える論文」です。そのため、構想段階から繰り返し報告・修正を行い、報告とコメントを重ねながら論理構成を磨いていきます。 なお、所定の水準に達しない場合は単位が認定されない可能性があります。本気で卒業論文に取り組む意思のある学生を歓迎します。
受講上の注意など
特にありません。疑問があれば随時メールで問い合わせてください。
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