2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
平和維持、テクノロジーと安全保障・緊急支援、危機管理
演習題目
ゼミ紹介
担当教員は20年以上にわたってニューヨークのシンクタンクや国連本部で政務・平和維持活動を担当してきました。その経験をもとに、実務にも応用できる分析能力の構築を目指します。本ゼミではテクノロジーを用いた分析手法とその公表方法を実践的に学びます。例を挙げると、 (1)クライシス・マッピング(地理情報とデータを組み合わせて、危機的状況の情報を可視化する試みで、UCLAやUniv. of Southern CaliforniaなどとのMapathonにも参加します) (2)Open Source Intelligence: OSINT(衛星画像やSNSの分析を通じて、人権侵害や紛争地域の分析をする試みで、Univ. of California Berkeleyとも連携します) などの新しい手法を学び、それを自分の研究テーマにどう活かせるかを模索します。 各セッションはアクティブラーニングを含みますが、授業には主に英語の文献を読んで参加します。上記ツールの基盤となるデータやデジタル技術がどう構築されているか、データとAIなどの先端技術に関する国際政治の力学がどう進行しているか、などの新たな国際関係の側面も議論します。また実際にメディアや国際機関などでOSINTを活用している実務家とのトークも行います。 テクノロジーやデータに関する予備知識や経験は必要ありません。外大の地域研究や専門言語の習得といった従来の強みと、新しいツールを複合することによって生まれる相乗効果を期待しています。
卒論・卒業研究について
卒論・卒業研究では、安全保障・平和・人権・人道支援といった危機管理に関する広いテーマから自分の専門を選びます。テクノロジーの観点からの研究でも(例えばAIの役割など)、国内の危機管理に関するテーマでも(例えば災害対策や地域活性化など)New Approaches to International Peace and Securityに関連すると考えます。 4年生に対しては、上記などの新しいツール・手法の習得に加えて、各テーマの基礎的文献や理論構築、聞き取り調査など論文完成に至るプロセスをサポートします。
受講上の注意など
セッションは英語と日本語で行います。文献や海外との連携は英語です。英語で口頭発表などは苦手という方も是非チャレンジしてみてください。マッピングなど可視化ツールを使うことでストーリーを作れますし、OSINTは画像を追うので語学の壁を乗り越えて身に着けられるスキルです。 また令和8年が初年度ですので、サブゼミも例外的に可とします。
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