2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
専門領域:アフガニスタン・パキスタンを中心とした南アジア地域研究・近現代史、パシュトー語圏の言語・文化・社会 指導可能分野:南西アジア地域(ムスリム支配期〜ムガル帝国期、英領インド期を含むインドやバングラデシュ、イランを含むペルシア語文化圏)の地域研究、政治・社会・経済・文化など。ムスリム社会の政治・社会・経済・歴史・文化・思想など。南西アジア地域と日本を含む世界の諸地域や個々の国々との間での国際関係、地域間比較など。
演習題目
ゼミ紹介
このゼミは、主に以下の3点のいずれかに関心がある方を対象としていますが、担当者の能力の及ぶ範囲で幅広く対応します。 ①アフガニスタンやパキスタンに関するあらゆる事象 ②南西アジア地域(ムスリム支配期〜ムガル帝国期、英領インド期を含むインドやバングラデシュ、イランを含むペルシア語文化圏)の政治・社会・経済・歴史・文化・国際関係など ③イスラームそのものや、ムスリム社会(ムスリム以外の宗教を信仰する人々も含む)の政治・社会・経済・歴史・文化・思想など ③上記の諸地域と日本を含む世界の諸地域や個々の国々との間での国際関係、地域間比較など ゼミでは、受講者の関心に応じて多角的知見を身につけるため、様々なトピックに関する論文や文献を講読しつつ討論を行います。この講読と討論を通じて、地域に立脚した地域研究の基本的視座を身につけます。 並行して、卒業論文執筆のため論文とは何かという基本的理解、および論文の書き方といった「基礎的作法」について、指定する文献の講読を通じて学びます。さらに、研究文献・論文の調査、情報収集、あるいは一次資料探索やフィールドワークなどを各自で実施してもらい、研究テーマの設定を進めます。各自の調査状況や研究内容についても、適宜報告してもらい討論を行います。報告と討論を通じてプレゼンテーションの方法や議論の進め方についても学びます。 関心に応じてサブゼミとしても可能な範囲で受け入れます。
卒論・卒業研究について
自ら設定した研究テーマに基づいた調査・研究を進め、ゼミ中に随時研究報告と討論を行い、最終的に卒業論文の完成を目指します。卒業論文執筆のために必要な文献探索やフィールドワーク、情報収集など必要な調査を進めながら、並行して論文執筆における基本的技術などについて学びます。 ゼミ生の個々の卒業論文については、それぞれの関心に応じつつ個別指導を実施します。加えて、ゼミ生同士でのプレゼンテーションや意見交換なども随時実施しながら、卒業論文の内容をブラッシュアップしていきます。 最終的には、何か一つでも他にはない「強み」のある卒業論文の完成を目指します。 最近(過去5年間)のゼミ生の提出卒業論文は以下の通りです。 ・日本におけるパキスタン人児童・生徒の学校経験 ― 北海道江別市を事例とした実地調査に基づく分析- ・⼆⺠族論と「パシュトゥニスターン決議」の意義 ─アブドゥル・ガッファール・ハーンの回顧録 『我が⼈⽣と奮闘』に基づく再解釈- ・インドにおけるソフトパワーの源泉としての翻訳出版ー日本の文学・絵本・マンガの可能性と課 題- ・マフムド・アリのパキスタン理念―パキスタン・ナショナリズムと東ベンガル進歩主義との狭間で- ・ダウ船貿易の近現代-イラン南岸における海運網の再編と伝統的海運をめぐる政策の変遷- ・ふつうの人々の歴史と越境に対する認識 ・グローバル環境規範のローカライゼーション成功要因と限界の考察―パキスタン「Billion Tree Tsunami Afforestation Project」における参加型開発の実効性分析- ・Indoreの固形廃棄物管理から読み解くSwachh Bharat Missionの他州での成功方法 ・インドにおける性教育の現状とそれを取り巻く議論について ・プルワマ危機から読み解く印パ間の安定性について~カシミールにおけるテロの性質とプルワマ危機における印パの軍事行動から印パ間の総体的な抑止の安定性を検討する~ ・ベネ・イスラエルのイスラエル移住と入植者社会 -入植者植民地主義論に基づくベネ・イスラエル の抗議運動の分析- ・インド、パキスタンにおける再生可能エネルギー政策実行力 についての比較分析 ・Peacebuilding in Afghanistan -Comparing the case of DDR and APRP- ・在日パキスタン人女性のジェンダー観-父、母、娘の比較を通じて- ・インド・パキスタン分離独立運動期における「辺境のガーンディー」の功績:パシュトゥーン社会の大衆運動
受講上の注意など
専攻言語・地域については特に問いませんし、研究手法や既習言語についてもテーマによって異なるため特に定めません。(もちろん、テーマによっては専攻言語など用いた調査を実施することは推奨されます。) ゼミでは①取り上げる論文・文献の事前精読②自らの調査報告担当回に向けた随時調査とプレゼンテーションの準備③ゼミ中の議論への積極的参加(他のゼミ生発表へのコメント・質問などを含む)、以上3点が基本的に求められます。 様々なことに関心を持って取り組むことができる方を歓迎します。
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