2025年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
専門領域:言語学(音声学、音韻論、意味論、形態統語論、フィールドワークに基づく個別言語の記述) 指導可能分野:音声学、音韻論、意味論(語彙意味論、認知意味論)、形態統語論、語用論、フィールドワークに基づく言語記述(以上について対象言語は問わない)
演習題目
ゼミ紹介
言語研究を行うことを目的としたゼミになります。担当教員が専門とするのはフィリピンおよびパプア・ニューギニ アの言語ですが、どの言語を研究対象にされても大歓迎です。 これまでの卒業論文で扱われた言語は朝鮮語(韓国語)とタガログ語、カガヤヌン語(フィリピン、オーストロネシア語族)、英語、津軽日本語(青森県津軽方言)、ロシア語を中心としたスラブ諸語などです。それらの研究分野は意味論、言語類型論、コーパスを用いた語順の研究、音響音声学、音韻論、統語論、形態論などです。 3年次のゼミでは、参加学生の関心に合わせて言語学の特定のトピックに関する文献を扱い、言語研究に必要な概念と研究方法に関する知識を獲得することを目指します。こうした取り組みを通して、参加者自身の研究の興味を発見し深め、4年次の卒業論文の執筆に移行します。 本ゼミでは、参加者の人数や興味に合わせて学習内容を調整します。何れにしても、参加者全員で専門書や論文を読み言語そのものや言語学への理解を深めながら各々の研究を進め、わかったことや調べたことを発表し合うということに取り組んでいきます。
卒論・卒業研究について
ゼミ紹介に書かれている通り、広い意味での言語の仕組みに関わる現象を扱う研究が主要なものとなります。この種の研究については研究対象の言語に制限はなく、多様な言語を扱うゼミになれば嬉しいです。
受講上の注意など
日本語や英語で書かれた文献を読むことが多いです。丁寧さと根気強さが必要です。また、わからないということを楽しむ気持ちも必要かもしれません(これは学問全般に言えることかもしれませんが)。受講に際して、事前にご相談いただくことを推奨します。
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