2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
ベトナム文学、ベトナム文化、東洋思想
演習題目
ゼミ紹介
私は、20世紀後半の旧南ベトナムにいたファム・コン・ティエンという人物の思想と文学の研究を出発点として、19世紀の詩人である阮攸の詩作と思想や、ハン・マック・トゥーを中心とする20世紀前半の近代詩などを、広くベトナムの文学と思想を研究しています。中国や西洋の思想や文学がベトナム語の世界にどのように受け入れられ、翻訳され、変容し、ベトナム人たちにどのような影響を与えたのかについて特に焦点を当てて探求しています。 ゼミでは、ベトナム語文献または日本語文献の読解を行います。文学作品、評論、思想書、翻訳テクストなどを丁寧に読みながら、言葉の意味だけでなく、その背後にある歴史的・文化的文脈を考えます。必要に応じて英語その他の資料も参照し、ベトナム文学・文化をより広いアジア・世界の文学・文化の視野の中で捉えることを目指します。 学生は、自分の関心に応じて、近現代文学、詩、翻訳、思想史、宗教と文学、戦争と文化など、さまざまなテーマを選ぶことができます。作品を正確に読む力、資料を調べる力、自分の問いを立てて論理的に考える力を養うことを大切にします。 ベトナム語のテクストをじっくり読みたい人、文学や思想を通してベトナム社会を深く理解したい人、翻訳や比較文学に関心のある人を歓迎します。
卒論・卒業研究について
卒業研究では、近現代作家の作品の日本語翻訳をやる学生が多く、ある程度の長さの作品を訳しきっています。具体的には、ニャット・リン、ナム・カオ、ヴィー・フエン・ダック、ファム・ティ・ホアイ、グエン・ニャット・アインなどの文学作品の日本語訳を行った学生がいます。 その他に、食文化の分野で、バインの研究、多様な麺類の研究、ベトナムビールの研究の調査・研究を行った学生もいます。 卒論では、南部歌謡研究、ベトナム民間歌劇研究、グエン・フイ・ティエップ研究、フィリピンの民話研究、少数民族向け放送の研究、プロパガンダポスター研究などをテーマに卒論を執筆した学生がいます。
受講上の注意など
他専攻語の学生で、このゼミを考えている学生は、事前に野平に連絡を取り、面接を受けてください。
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