2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
インド(南アジア)地域研究 歴史・社会・政治・言語・文学を中心とする分野
演習題目
ゼミ紹介
「インド/南アジア地域研究」に関わる卒論テーマであれば、専攻語・専攻地域(語科)を問わず受け入れます。ゼミガイダンスで希望する研究テーマ、問題関心に思っていることについて相談してみて下さい。 このゼミでは、南アジア地域の社会・文化の諸事象を「現代社会の諸課題に対する共時的な視点」と「歴史的な形成や変容、構造に対する通時的な視点」、これらの双方から立体的に明らかにすることを目標とします。参加者は図書館・文書館・フィールドワークなど、資料調査に基づいた実証的な研究に取り組みます。 ゼミは基本的に以下のスケジュールで進めていきます。※留学などにより学年・学期がズレることがあります(留学希望者は応援します)。 【三年次】専門演習では、研究史の視点から「インド(南アジア)地域研究」に対するアプローチとわれわれが立つ場所を再考しつつ、アカデミックな論文を読みこなす力を身につけていきます。2026年度春は「インド社会論と歴史学の射程」、秋は「近現代インドにおけるカースト」と題して、学術論文を輪読しながら、歴史(学)と社会(学)の連関を考察します。(受講生の関心に応じて変更があり得ます)。 【四年次】卒論演習では、自ら定めた研究テーマについて、先行研究の悉皆調査、仮説の構築、一次資料/史料に基づいた議論を行いながら、学生生活の集大成である卒業論文を執筆します。お互いの研究に関心を持ち、それぞれの報告について意見・アイディアを出し合いながら、他のゼミ生と共により良い論文を目指していきます。卒業論文提出後は「卒論報告会」で成果報告を行います。 2026年2月現在、本ゼミ生の研究テーマ・関心は次の通りです(括弧[]内は専攻語です)。 バローダー藩王国史[H]、インドのジェンダーと労働[H]、汚職問題とビジネス[H]、インドの 公企業と鉱物資源[Bn]、インドの市民権論争[H]、インドのNPOと社会課題[H]、南アジアの国際関係論[H]、インドの映像文化[H]。
卒論・卒業研究について
南アジア近現代史(歴史学)、現代インド社会論(社会学)に加え、南アジアの政治・国際関係(政治学・国際関係論)、現代インド思想(思想)、ヒンディー文学(言語・文学)など、広く「インド(南アジア)地域研究」に関わる分野について、対応が可能な限り、ゼミ生が設定するテーマに沿った指導を行います。 本ゼミ参加者が提出した卒業論文は次の通りです。 ◆Assessing Feasibility of India's National Logistics Policy 2022: Focusing on Digital Integration ◆日本国内音楽市場におけるベンガル大衆音楽の普及に関する考察 ◆社会的パラノイアの共犯構造― 日印人材交流をめぐる批判的ディスコース分析― ◆インドにおけるラグビー普及の課題と可能性について―ラガーマンたちのライフヒストリーから読み解く― ◆日本に暮らす南アジアルーツの若者の進路選択に関する研究―制度的代理人の役割に着目して― ◆To Report or Not to Report: The Dark Figure of Crime in India ◆インドの死生観と宗教的象徴 ―映画『ガンジスに還る』を通じた考察― ◆インド・ビハール州における男女間教育格差への政策評価-女子児童への自転車購入支援プロジェクトをめぐって― ◆同化翻訳・異化翻訳の観点から見た日本文学研究―太宰治『⻩金風景』のヒンディー語翻訳を事例として― ◆GBV 事件報道のカテゴライズに基づく修正フレームの検討―女性ジャーナリストレイプ事件(2015)を事例に― ◆アヒンサー論再考―B.R.アンベードカルの視点から― ◆高級娼婦の芸と性―ラクナウーのタワーイフと吉原の花魁を事例として― ◆コミュナル暴動における残虐行為発生の変数―1989年のバーガルプル暴動を事例に―
受講上の注意など
ゼミは「対話」の場です。ゼミ参加者は互いを尊重し、それぞれの研究テーマについて関心を持って学びあいましょう。また研究に対しては誠実さを持って取り組むことを期待します。そうすることで皆さん自身の研究もきっと豊かなものになるはずです。 高度な言語運用能力は、本学の南アジア研究の殊に優れた点だと思っています。学部ゼミではインド諸語の知識は必須としませんが、研究に必要な言語については、積極的に身につけていくことを目指して下さい。できる限りサポートします。現代社会を理解するためには学問領域を横断した知識が必要です。特に自然科学分野など、研究テーマ上、必要な学問分野があるゼミ生は、別途、副ゼミ形式で他のゼミも履修すること推奨します。 他大学からの3年次編入、他学部所属、サブゼミとして参加を希望する方は、事前にメールで相談して下さい。
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