2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
美術史、文化史、キリスト教文化
演習題目
ゼミ紹介
このゼミの扉は、美術、建築、音楽、宗教、歴史、観光、文化財・文化遺産などを切り口として、イベリア世界、西欧世界、中南米を含むスペイン語圏の文化・地域・社会について理解を深めたいと思っている人に広く開かれています。専攻語は問いません。自分の関心のある領域を主体的に探求すると同時に、他のゼミ生の発表内容にも興味を抱いて積極的に質問・議論に参加できることが唯一の参加条件です。 ゼミでは、まずリサーチの仕方、文献の探し方、プレゼンテーションの基本などを学びます。その後は受講者による発表が中心となります。担当教員はいつでもテーマや調査、研究上の相談に応じますし、必要な援助を行えるよう努めますが、受講者自身が自分の興味を発展させようとする継続的な努力が不可欠です。 卒論・卒業研究については、受講者自身が勉強を進めていくなかで、自分の体験と関心に基づいてテーマを選ぶことになります。しかし思いつきだけでは壁につきあたります。常日頃からのリサーチと勉強が大切です。 これまでの例では、地域でいうとスペイン、中南米、日本、韓国、タイ、カザフスタン、フランス、アイルランド、イギリス、イタリア、アメリカなど、時代でいうと古代から現代までと多岐にわたっています。担当教員がある程度知悉しているテーマかそうでないかで指導の濃淡はどうしてもあります。その点を踏まえてテーマ選択をしてもらっています。
卒論・卒業研究について
昨年の卒論の題目一覧: 「20世紀初頭におけるセビーリャのための建築様式 1929年イベロアメリカ博覧会を通じた地域歴史主義建築の発展」 「現代スペイン極右の形成と実践にみる歴史的記憶・表象利用の分析 ―VOXとNúcleo Nacionalの事例―」 「ラファエル前派から唯美主義、アーツ・アンド・クラフツ運動における植物描写の変遷―「写実」 から「象徴」、「装飾」へ―」 「アウトサイダー・アートの変容―商業化と物語の消費―」 「多文化移動を経たサードカルチャーキッズの発達的変遷 ― 幼少期から成人期に至る心理発達とアイデンティティの流動性に関する当事者研究 ―」 「横浜市におけるまちづくり ー鉄道沿線開発と市民参加の視点からー」 「カザフスタンにおけるカザフ舞踊の文化的意義 ―伝統と変革のはざまにおける国民的アイデンティティの再構築―」 「ブラジル日本移民社会における勝ち負け抗争の発生要因と記憶の再検討」 「食品表示制度の進化と消費者行動への影響:日本とチリの事例から」 「日本におけるビール文化の変遷 ―近代化・⼤衆化・多様化の歴史社会学的考察―」 「アイルランド社会におけるパブの役割 ―社会的機能と文化的意義の観点から―」 「NBAおよびB.LEAGUEにおけるバスケットボール観戦の旅行化に関する研究」 「グラストンベリー修道院における「アニメ聖地巡礼」に関する分析—テレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』とアーサー王伝説—」 「宇宙の脅威に対抗し安全な利用を促すための日仏協力」
受講上の注意など
スペイン語の知識能力は問いません。しかし指導教員の専門上、またスペイン語専攻の学生が比較的多数を占めることからも、授業で扱われる事例はスペイン語圏に関するものが多くなります。それらにまったく関心が持てないと退屈きわまりないでしょう。
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