2025年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
日本語学(文法論・語彙論)
演習題目
ゼミ紹介
・このゼミでは、2年次までの入門・概論科目、3年次講義・演習科目で学習したことをもとに、日本語学に関する卒論を作成します。それぞれのテーマは互いに異なっても、ゼミ生同士でコメントを出し合ってサポートし合いながら、卒論・卒業研究につなげていきます。 ・日本語の文法、語彙が主なテーマですが、それ以外の日本語学に関するテーマ(方言など)でも教員が引き受けられる範囲なら引き受けも可能です(ただしご相談ください)。 ・夏休み/春休みも修士(博士前期課程)の学生を中心にzoomで自主ゼミを行っています(学部生の参加も自由です)。 論文の書き方や考え方に役に立つ本をいくつかあげておきます。 ・木村泉1993『ワープロ作文技術』岩波新書 ・ポール.J・シルヴィア2015『できる研究者の論文生産術-どうすれば「たくさん」書けるのか』(原著発刊、2007年) ・村上春樹2015『職業としての小説家』新潮社(新潮文庫版、2016) ・クロード・レヴィ=ストロース、エリボン1991『遠近の回想』みすず書房(原著発刊、1988年)
卒論・卒業研究について
以下は比較的最近の卒業論文・修士論文・博士論文の題目です <卒業論文> ・「現代日本語のゼロ形式を用いる並列の研究」 ・「現代日本語のクイズ疑問文の研究」 ・「『部屋を掃除する』と『部屋の掃除をする』」 ・「材料・原料を表す『で』と『から』」 <修士論文> ・「日本語と中国語の一語文の対照研究」 ・「日本語のオノマトペ”べらべら”の意味・用法」 ・「現代日本語における条件形の連続について-「すれば」と「したら」-」 ・「沖縄語における主格助詞「ガ」と「ヌ」の使い分け」 ・「沖縄語首里方言の質問文イントネーションの変化」 <博士論文> 「宮古語久松方言の文法」
受講上の注意など
・2年次に日本語学概論1、3年次春学期に日本語学1、日本語学演習7・8を受講するのが望ましい。その他、日本語学関連の科目、言語学概論、音声学など言語学系の科目、さらにさまざまな外国語(多様な言語を学ぶのは日本語を相対化するのに役立ちます)も受講あるいは自習しておくとよいと思います。
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