2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
専門はラオス近現代史ですが、東南アジア地域研究、東南アジア史の分野でしたら、卒論指導は可能です。また、東南アジアと他地域の比較研究も可能です。
演習題目
ゼミ紹介
このゼミでは、歴史的な視点から東南アジアを理解することを目標としています。歴史研究を志す学生はもちろんのこと、東南アジアの現実の社会や文化について考える上でも、歴史的な視点は欠かせないからです。歴史的な視点を大切にして、各受講生の関心のあるテーマに取り組んでほしいと思っています。教員の専門地域はラオスですので、東南アジア大陸部、特にラオスの事例について説明することが多くなりますが、ラオス以外の地域の研究を志す学生は、比較の一指標としてラオスを考えることができると思います。 春学期の授業は、受講生の関心に沿った文献(受講者の既習言語を考慮して決めます)を輪読する形式で行います。毎回の発表担当者は担当部分のレジュメを作り、その他の受講生はあらかじめ文献を読んでくることが求められます。これまでのゼミでは、「東南アジアの国軍」「東南アジアの政治と民主化」「紛争の記憶」「独裁と権威主義」「ゾミア:脱国家の世界史」などをテーマとし、それに関する文献を輪読しました。 学期中に数回、4年生と合同で行い、卒論の構想や中間報告を聞く機会を設けます。3 年生は、4年生の卒論のテーマや進捗状況を理解し、各自の卒論のテーマを固める参考にしてください。秋学期は、植民地期のカンボジアで発行された新聞の日本語訳を使用して(今年度は資料を変更する可能性もある)史資料を読む訓練をします。4 年生が卒論を書き上げた後には、4年生と合同で卒論発表会を行います。
卒論・卒業研究について
卒論・卒研のテーマに関しては、基本的に受講生が各自の関心に沿って自由に決めたものを尊重します。これまでに提出された卒論には以下のようなものがあります。 『ラオスの教育分野における学校図書館支援』、『カンボジア初等教育社会科教科書における自文化教育の分析』、『ミャンマーの教育改革-暗記型教育から脱却と改革の現況-』、『世論調査を通した「タイ式民主主義」に関する考察―タイにおける民主化の困難さと今後求められる民主主義のあり方―』、『日本のインバウンドにおける飲食店のハラール対応の現状と今後について』、『ベトナム科挙試験の会試の南方面への広がりに関する研究-李朝期から阮朝期ベトナムにおける進士の出身地に関する分析から』、『ポルトガル人から見たマラッカ占領-『東方諸国記』『アジア史』の分析から-』、『「特別な関係」として語られるラオス・ベトナム関係-2015年以降の建国記念祝電を中心とした言説分析-』、『インドネシアの高校歴史教科書における植民地時代の記述変遷と歴史教育-1994年および2013年カリキュラム版教科書の比較分析-』 東南アジア地域研究の範疇に入るテーマでしたら、基本的に可能です。 卒研としては、ラオスの少数民族に関するモノグラフの翻訳、ラオス語絵本の作成などを行った学生がいます。
受講上の注意など
東南アジアについて何らかの関心があれば、既習言語、関心地域、時代については問いません。どの地域でも受け入れます。 他の受講生のテーマや関心についても、尊重する姿勢が求められます。 輪読する文献は、担当部分だけではなく、必ず読んでから授業に出席して下さい。
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