2025年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
応用認知言語学、国際コミュニケーションマネジメント
演習題目
ゼミ紹介
わたしの研究室では、以下の2つのトピックでの卒論指導をします(カッコ内の番号は下の過去の卒論に振られた番号です。参考になさってください)。 1つは、応用認知言語学です。3年前期の演習で学んだ認知言語学の基本概念を使って、現実の事象を分析したり、言語教育に役立てたりする研究(①②⑥⑧⑩)です。 もう1つは、国際コミュニケーションマネジメントです。これは異文化間のコミュニケーションで生じるさまざまなな問題点を、個人や組織のレベルから分析し、予防・解決していくか(③⑦⑨)を探る研究領域です。 また、それ以外の研究(④⑤)でも、わたしが指導できると考えたものについては受け入れます。教材開発、翻訳、作品などがそれにあたります。 ゼミは個人指導がベースです。それとは別に、月曜5限に全員で集まってテーマの設定、研究の方法、論文の書き方の指導、他の論文の読み込みと批判などをおこないます。また、月曜3限のオフィスアワー(自由参加)では、各自の進展などについて自由に話しあう機会があります。 荒川ゼミでは、研究室の外との繋がりを重視して指導します。ゼミ中に外部関係者がゲストとして来てアドバイスをしたり、卒論の中間発表に匿名査読者がコメントをしたりなどがあります。また1月最終週の卒論発表会は他大学の研究者、出版社、教育関係者など30人以上が集まる、大規模なものになっています。 他のゼミ同様、当ゼミは学生に心理的負担(例 圧迫指導)・身体的負担(例 無理な課題や計画)・金銭的負担(例 ただ働き)をかけることはいっさいありません。勉強も研究も楽しくやることが大切だと考えています。おそらく、わたしの講義からもそれを理解していただけると思いますし、またそうありたいと考える学生のゼミ参加を望んでおります。
卒論・卒業研究について
2022年度の卒業生の論文題目: ①日本語における「雨」のメタファー ②日本語学習における定型表現習得教材に関するコーパスを用いた分析と考察 ―用法基盤モデルの観点から- ③玩具における言葉の男女差 ④外国映画の邦題における外国出自語の使用 ⑤英国の性教育の研究 -日本の包括的性教育導入に向けて- 2023年度の卒業生の論文題目: ⑥香水の命名におけるドメイン別カテゴリー分析 ⑦アイドルの国際輸出と文化変容 ~AKB48からJKT48へのバトン~ ⑧「倒す」の意味ネットワークと複合動詞 「~倒す」 への意味写像 ⑨海外から移植された日本の唱歌とインドネシア唱歌との比較分析 ⑩外国籍中学生の国語学習支援を見据えた教科書語彙分析 2024年度卒業生の論文テーマ ⑪サッカー用語の和製外来語の受容に関して ⑫外来語「ネイティブ」のコノテーションに関する考察 ⑬漢字参照点の考察
受講上の注意など
学内カリキュラムの都合で、わたしの3年時演習は前期しかありませんので、前期授業の終了直後から、個別にゼミ相談のメールを受け付けます。こちらでお引き受けできると考えた場合、個別に面接をおこなってゼミ決定とします。定員は5名程度です。 なお、ゼミに関する質問は、いつでもメールでお寄せ下さい。
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