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とくに中国と日本との近代史において発生した文化交通の諸相を「植民地」という視点から知り、考える。 「中国」という時間が強いられた変化や、同じ問題を体験した周辺地域すなわち台湾や朝鮮半島さらに帝国日本内部の諸相にも目配りしながら、「近代文化」の成り立ちや意味を具体的かつ普遍的に考える。今日の世界の問題ともクロスさせたい。
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上記の目標のもと、「植民地」「戦争」をめぐる当時の各言説・広告を搭載し進化していった「メディア」「文学テクスト」を実際にめくりつつ、近代当時の文献あるいは今日の関連研究の成果を読んでいく。
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・初回や2回目を使って参加者の顔ぶれを見ながら、上記テーマのもとに読み進めるべき文献あるいは近年の論文を選ぶ(中国語文献、日本語文献etc.)。 以降は: ・3回目から14回目まで、選んだ論文について毎回の読解を進め、各人の専門や興味から疑問点を提出し、討論する。 当時の各「メディア」「文学テクスト」にある象徴的あるいは個別的ディスクール、あるいは図像表象などにも、時に接する。 参加者各人は最低一回、専門研究や興味に合わせて或いは今日の世界の問題とリンクさせて、以上で扱った対象をピックアップ・延長し、自主的な分析発表を行う。
・15回目を使って、各人が目下進めている自身の研究を、この授業テーマに関連させて、発表してもらいます。
高く蒼く、進んでみたい。
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