タイトル
     2017 年度   総合国際学研究科
  
修士論文修士研究ゼミ1   
時間割コード
600321
担当教員(ローマ字表記)
  望月 圭子 [MOCHIZUKI Keiko]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
  講義 2 春学期 月3 -
授業題目(和文)   
日本語と外国語の対照研究と外国語教授法
 
Title(English)   
Analysis of Learners Error Corpus of Japanese,Chinese and English for SLA (1)
 
授業の目標   
日本語の言語現象を、外国語との対照的視点から、新たな分析を試みることを目標とする。英語・日本語・中国語学習者コーパスにみられる誤用類型の分析や、学習者の母語の特徴がどのように外国語学習に反映されるのかという視点からも、英語・日本語・中国語の特徴を考察する。
 
Goals of the course   
Work on error analysis and comparative analysis by examining learners' corpra of Japanese,English and Chinese.

東京外国語大学がオンラインで公開している日本語学習者コーパスおよび英語学習者コーパスを用いて、学習者の母語がどのように第二言語習得に影響を及ぼしているかを考察する。
 
授業の概要   
各自の博士論文のテーマに基づき、対照言語学・翻訳論・認知言語学・外国語教育学・コーパス言語学という視点から、参加者の対話に基づき、新たな知見を生み出す。
 
Overview of the course   


東京外国語大学がオンラインで公開している日本語/英語学習者/中国語コーパスを用いて、前置詞・格助詞・テンス・アスペクト・モダリティ・語彙の誤用を分析する。
さらに、誤用分析に必要な対照言語学、言語理論、統計についても学ぶ。
 
キーワード   
対照言語学・翻訳論・認知言語学・外国語教育学・コーパス言語学・誤用分析・第二言語習得・学習者コーパス・英語教育・中国語教育・日本語教育
 
Keywords   
第二言語習得、対照言語学、母語干渉、誤用分析、学習者コーパス
 
授業の計画   
各自の修士論文のテーマに基づき、対照言語学・翻訳論・認知言語学・外国語教育学・コーパス言語学という視点から、発表者のプレゼンテーション、参加者間のディスカッションに基づき、新たな知見を生み出す。
 
Plan   
1.東京外国語大学がオンラインで公開している日本語学習者コーパスおよび英語学習者コーパスを用いて、前置詞・格助詞・テンス・アスペクト・語彙の誤用を分析し、学習者の母語がどのように第二言語習得に影響を及ぼしているかを考察する。

2.誤用分析にあたり、関連する資料を読む。

3.誤用分析に役立つ言語理論・統計についても学ぶ。
 
成績評価の方法・基準   
授業時のプレゼンテーション50%
レポート         50%
 
Grading system for assessment   
授業時の発表50%、研究成果物50%
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
 
Preview/review   
以下のサイトで公開している学習者コーパスを事前に研究しておくこと。

http://ngc2068.tufs.ac.jp/corpus/
 
履修上の注意   
 
Notes   
望月圭子研究室HPで、オンラインで公開している日本語学習者コーパス・英語学習者コーパス・中国語学習者コーパスに基づく誤用辞典をみて、誤用のタイプについて理解しておくこと。また、研究室のHPの教材のサイトで、スケッチエンジンの使い方、グロスのつけ方、アカデミックライティングについての教材を読んでおくこと。

 
教科書  
備考 『英語学習者コーパス入門――SLAとコーパス言語学の出会い』シルヴィアン・グレンジャー 編著 / 船城道雄、望月通子 監訳、研究社。
 
参考書  
 
使用言語  
日本語(J)
 
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