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・授業の概要の箇所に記載の通り,専修選択科目「経営学」の各科目は,経営学入門や経営学概論よりも,経営学の専門的,ないしは発展的な分野を講義するために開講されている.そのため,年度・学期・授業にかかわらず共通して設定されている目標は,経営学に関する専門的,ないしは発展的な知識を得ることである.
本授業の到達目標は,次の2点である. ①日々私たちが行っている消費という行動を理解・説明するための学術的な概念や理論を習得する. ②こうした概念や理論に基づいて,現実の消費行動や企業のマーケティング活動について自分の頭で分析・考察できるようになる.
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The aims of this course are following: 1. Learning theoretical or empirical findings from “Consumer Behavior” researches. 2. Acquiring analytical ability to apply these knowledges to our daily-life consumption or company’s marketing activities.
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・専修選択科目「経営学」の各授業は,経営学入門や経営学概論よりも,経営学の専門的,ないしは発展的な分野を講義するために開講されている. ・一橋大学との連携授業として開講されており,経営学の様々な専門的,ないしは発展的な分野に触れられるように,春学期と秋学期,また年度によって異なる講師が一橋大学より来て講義を行う.そのため,1学期間のみならず,数学期間継続して履修すれば,幅広い分野がカバーされるようにカリキュラムは設計されている(当然,1学期間のみの受講でも,特定の分野の専門的知識が付くように,深度の深い講義を行う)
2017年度秋学期は,消費者行動論(CB:Consumer Behavior)の授業を行う.社会生活を送っているほぼすべての人は,お金を払って物やサービスを買いながら暮らしている.その意味で,我々は誰もが消費者であり,日常的に消費を行っている.消費者行動論とは,人が消費を行うときの一連のプロセスを理解・説明しようとする学問領域である.つまり,「人はいつ,どんな状況で,どんなものを買うのだろう?それはなぜだろう?」といったことを考える学問であると言える. 授業の進行および範囲については下記【授業の計画】を参照されたい.ただし,履修者数など状況に応じて予定は変更される可能性がある.
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This course introduces “Consumer Behavior(CB)”, an academic field to explore psychological or sociological processes in our consumption behavior.
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Consumption behavior, Marketing
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No. | 内容 |
第1回
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イントロダクション
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第2回
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知覚
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第3回
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記憶と学習
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第4回
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動機づけと価値観
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第5回
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態度形成
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第6回
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判断および意思決定
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第7回
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AL①「消費者行動分析:個人としての消費者」
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第8回
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自己概念と準拠集団
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第9回
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社会階級とライフスタイル
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第10回
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カルチャー
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第11回
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AL②「消費者行動分析:社会的存在としての消費者」
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第12回
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企業視点のCB:セグメンテーション
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第13回
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企業視点のCB:4Psとのフィット
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第13回
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第14回
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第15回
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1. Introduction 2. Perception 3. Memory and Learning 4. Motivation and Value 5. Attitude Formation 6. Judgement & Decision-Making 7. AL1 Case Analysis Report: individual consumer 8. Self-Concept and Reference Group 9. Social Class and Life-Style 10. Culture 11. AL2 Case Analysis Report: social consumer 12. Segmentation 13. 4Ps 14. Innovation and Consumer Behavior 15. Final Exam
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原則的に,AL課題を含む平常点30%,学期末試験70%.なお採点にあたっては,授業の目標に照らして,大まかに次のような基準を考えている.
100-90:消費者行動論における概念や理論について,ほとんどの意味を正しく理解したうえで,それらを駆使して身の回りの消費者行動事例を適切に分析することができる. 89-80:消費者行動論における概念や理論について,8割以上は意味を正しく理解したうえで,それらを駆使して身の回りの消費者行動事例を適切に分析することができる. 79-70:消費者行動論における概念や理論について,8割以上は意味を正しく理解している. 69-60:消費者行動論における概念や理論について,7割以上は適切に意味を理解している.
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Final exam (70 points) Active learning (30 points) class contribution, short report, etc. (Additionally)
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新しく学んだ概念や理論については授業の後に復習することを強く推奨する.その際,他人に自分の言葉で説明できるくらいまで咀嚼すること.また,普段から経済新聞や経済雑誌などに必ず目を通し,授業で学んだ知識に基づいて消費者行動やマーケティングの事例を自分なりに考察してみること.
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To promote a better understanding about CB topics, students are recommended to read business journals or magazine on a routine basis.
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・再三記載の通り,専修選択科目「経営学」の各授業は,経営学入門や経営学概論よりも,経営学の専門的,ないしは発展的な分野を講義するために開講されている.そのため,学期・年度によっては,経営学入門や経営学概論の履修を前提とすることがある. ・また,経営学の様々な専門的,ないしは発展的な分野に触れられるように,春学期と秋学期,また年度によって異なる講師が一橋大学より来て講義を行うため,春学期と秋学期(もしくはその逆)の連続履修が推奨されていると共に,反復履修が原則として可能である.
消費者行動論はマーケティング領域の専門分野である.したがって,「経営学入門Ⅰ」や「キャリアデザイン論:企業を見る眼を養う」等でマーケティング領域の基本的な議論を理解していることを前提として授業を行う.これらの科目を受けたことがない場合でも履修登録は可能であるが,その場合は事前にマーケティング領域の入門的なテキストを自習し,基本的な知識を習得しておくよう強く推奨する(下記【参考書】参照).なお,前年度の「経営学」各科目とは異なる内容を扱うため,前年度の単位取得者であっても反復履修が可能である. テーマ自体は親しみやすいが,消費者行動論は心理学や社会学の学術的知見を理論的基盤とする応用学問であり,学習範囲は広く深い.また,AL課題等で事例分析レポートを複数回にわたり提出させる予定である.最小の努力投入で効率的に単位取得を目指す場合にはあまり割のいい授業ではないと思われるため,その点には留意されたい.
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This course PRE-REQIRES introductory level Knowledges around Marketing, Psychology, and Sociology. At least, students are strongly recommended to take Introduction to Business Administrator or Career Designing in advance.
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