タイトル
     2017 年度   国際社会学部
  
経営学A   
時間割コード
423071
担当教員(ローマ字表記)
  山口 尚美 [YAMAGUCHI Naomi]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
    2 春学期 火2 -
授業題目(和文)   
企業社会論
 
Title(English)   
Business and Society
 
授業の目標   
①企業社会論の基礎を習得すること。
②現代企業をめぐるさまざまな問題をより深く理解できるようになること。

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・授業の概要の箇所に記載の通り,専修選択科目「経営学」の各科目は,経営学入門や経営学概論よりも,さらに専門的,ないしは発展的な分野を扱う科目である.そのため,学期・年度にかかわらず共通して設定されている目標は,経営学に関する専門的,ないしは発展的な知識を得ることである.
 
Goals of the course   
・Learn the basis of Business and Society
・Make out the issues about modern corporation
 
授業の概要   
この講義は、企業社会論に関する基本的な理解を身につけることを目的とするものです。基本的な概念、用語、理論の概要について具体例をまじえながら解説していきます。
企業活動の正当性は、経済合理性だけで決まるものではありません。自身を取り巻く社会の価値観と照らし合わせたとき、その活動が人々の合意を得られるものであるか否かが重要です。企業が社会的存在として持続的に存続・発展していくために何が必要かを、この講義を通じて考えていきましょう。

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・経営学:経営マーケティング論(本授業)は,専修選択科目として,経営学入門や経営学概論よりも,さらに専門的,ないしは発展的な分野を扱う科目である.
・一橋大学との連携授業として開講されており,経営学の様々な専門的,ないしは発展的な分野に触れられるように,春学期と秋学期,また年度によって異なる講師が一橋大学より来て講義を行う.そのため,1学期間のみならず,数学期間継続して履修すれば,幅広い分野がカバーされるようにカリキュラムは設計されている(当然,1学期間のみの受講でも,特定の分野の専門的知識が付くように,深度の深い講義を行う)
 
Overview of the course   
This class provides basic knowledge of Business and Society. Let's think about essential elements for the sustainable development of Business and Society.
 
キーワード   
企業論、企業と社会、企業統治、「企業の社会的責任」、企業倫理、利害関係者
 
Keywords   
Companies Theory, Business and Society, Corporate Governance, Corporate Social Responsibility, Business Ethics, Stakeholders
 
授業の計画  
No.内容
第1回 ガイダンス:企業社会論とは何か
第2回 現代企業のさまざまな形態
第3回 「企業は誰のものか」という問いを考える
第4回 企業統治の日独米比較
第5回 アクティブラーニング①:現代企業の株主の属性について考えてみよう
第6回 エンロンの事件を考える
第7回 近年の企業統治改革の問題
第8回 株式会社の責任とは何か
第9回 「企業の社会的責任」を考える
第10回 アクティブラーニング②:企業倫理が問われる事例を調べてみよう
第11回 企業倫理とコンプライアンス
第12回 現代企業と利害関係者
第13回 なぜ経営哲学が必要か
第14回 総復習
第15回 学期末試験
 
Plan  
No.Content
1 Introduction: What's the "Business and Society"?
2 Various Form of Business Enterprise
3 Corporate Governance
4 International Comparison of Corporate Governance
5 Active Learning 1: Discussion about Type of Shareholders
6 Enron scandal
7 The Problem of Japanese Corporate Governance Reforms
8 What's the Responsibility of Corporation?
9 Corporate Social Responsibility
10 Active Learning 2: Case Study of Business Ethics
11 Business Ethics and Compliance
12 Modern Corporation and Stakeholders
13 Management Principle
14 Review
15 Term-end Exam
 
成績評価の方法・基準   
アクティブラーニングや小テストを含む平常点30%
学期末試験70%
 
Grading system for assessment   
Normal Point (30%)
Term-end Exam (70%)
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
・事前学習は必須ではありませんが、適時提示したキーワードを元に予習をしてくれば、より授業が理解しやすくなります。
・私たちは日々の生活の中で、消費者や労働者、あるいは株主といった利害関係者として、企業と関わりを持っています。日々の生活の中で、授業で学んだ「企業と社会の関わり」について振り返ってみると良いでしょう。
 
Preview/review   
Nothing special. (We see real-world examples of this theme in everyday life. Please take a moment to think about relationship between corporations and our life.)
 
履修上の注意   
・前年度に開講された「経営学」科目とは異なる内容を扱うため、前年度の単位修得者であっても履修は可能です。
・授業は板書中心に行いますので、必ず毎回授業に出席してノートをとること。
・質問は授業後に教室で受け付けます。

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・再三記載の通り,経営学:経営マーケティング論(本授業)は,専修選択科目として,専門的,ないしは発展的な分野を扱う科目である.そのため,学期・年度によっては,経営学入門や経営学概論の履修を前提とすることがある.
・また,経営学の様々な専門的,ないしは発展的な分野に触れられるように,春学期と秋学期,また年度によって異なる講師が一橋大学より来て講義を行うため,春学期と秋学期(もしくはその逆)の連続履修が推奨されていると共に,反復履修が原則として可能である.
 
Notes   
You have to attend the class every time and take notes.
 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 4641163529
書名 コーポレート・ガバナンスの経営学
著者名 加護野忠男, 砂川伸幸, 吉村典久著 出版社 有斐閣 出版年 2010-03
備考
参考書2 ISBN 4582832709
書名 会社はだれのものか
著者名 岩井克人 著 出版社 平凡社 出版年 2005
備考
 
使用言語  
日本語(J)
 
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