タイトル
     2017 年度   国際社会学部
  
経済学B   
時間割コード
423043
担当教員(ローマ字表記)
  蒲生 慶一 [GAMO Keiichi]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
    2 秋学期 金1 -
授業題目(和文)   
マクロ経済学Ⅱ
 
Title(English)   
Macroeconomics II
 
授業の目標   
 マクロ経済学の基本的な理論を理解し、その内容を説明したり、応用したりすることができるようになることが、この授業の目標です。
 
Goals of the course   
This class aims to introduce elementary and intermediate macroeconomics, to understand the macroeconomics mechanism on the current economic affairs, and to explain it to the others by yourself.
 
授業の概要   
 初級から中級レベルのマクロ経済学の理論について授業します。
 
Overview of the course   
Introductory and intermediate level of macroeconomics is lectured.
 
キーワード   
自然失業率、総需要曲線、総供給曲線、フィリップス曲線、貨幣の中立性、新古典派マクロ経済学、恒常所得仮説、トービンのq、経済成長
 
Keywords   
open economy, natural rate of unemployment, economic growth, stabilizing policy, budget deficit
 
授業の計画  
No.内容
第1回 1 労働市場 自然失業率とは何かを理解する。
第2回 2 総供給・総需要モデル(1) 総供給曲線と総需要曲線の導出プロセスを理解する。
第3回 3 総供給・総需要モデル(2) 総供給・総需要モデルを用いて財政政策と金融政策の効果を検討する。
第4回 4 フィリップス曲線、自然失業率、インフレーション フィリップス曲線とは何かを理解するとともに、失業とインフレとの関係について検討する。
第5回 5 アクティブ・ラーニング(1) 日本とアメリカのフィリップス曲線を描き、それに基づき、失業とインフレの関係について考える。
第6回 6 新古典派マクロ経済学(1) 新古典派マクロ経済学とはどのようなものかを理解する。
第7回 7 新古典派マクロ経済学(2) 新古典派マクロ経済学のもとでの財政政策と金融政策の効果について検討する。
第8回 8 消費と貯蓄の決定(1) 2期間モデルを用いた消費の決定について理解する。
第9回 9 消費と貯蓄の決定(2) 2期間モデルを発展させて「消費の平準化」について検討する。
第10回 10 アクティブ・ラーニング(2) バブル崩壊以降の日本の消費の変動について分析する。
第11回 11 投資の決定(1) 設備投資の決定に関する基本モデルを理解する。
第12回 12 投資の決定(2) 投資の調整費用とトービンのq理論について理解する。
第13回 13 経済成長(1) 経済成長の基本モデルについて理解する。
第14回 14 経済成長(2) 経済成長の基本モデルを発展させて経済成長の背景にある要因を考える。
第15回 15 総括:マクロ経済学の中期モデルと長期モデル 秋学期の授業の達成度を検証する。
 
Plan  
No.Content
1 Labor Market
2 AS-AD Model (1)
3 AS-AD Model (2)
4 Phillips Curve, Natural Rate of Unemployment, and Inflation
5 Active Learning: Comparing between US and Japanese Phillips Curve
6 Neo-Classical Macroeconomics (1)
7 Neo-Classical Macroeconomics (2)
8 Consumption and Savings (1)
9 Consumption and Savings (2)
10 Active Learning: Exploring the Causes of Post-Bubble Japanese Consumption
11 Investment (1)
12 Investment (2)
13 Economic Growth (1)
14 Economic Growth (2)
15 Conclusion
 
成績評価の方法・基準   
 学期末試験(100%)により成績評価をおこないます。
 学期末試験の評価基準:2回のアクティブ・ラーニングを含め、授業で取り上げたマクロ経済学の理論を正しく理解し、その応用が可能かという点から評価します。
 
Grading system for assessment   
Active Learning 40%
Final Exam 60%
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
 事前学習:以下に挙げる教科書のなかから各自でひとつ選んで、各回の授業の該当箇所についてあらかじめ読んでおくこと。
 事後学習:授業の際に配付されるプリントの章末問題(授業内容の理解度を確認する問題)を各自で解き、分からない部分について教科書等を通して調べ、自力で解けるようにすること。
 
Preview/review   
Participants must read the text in advance.
 
履修上の注意   
 高校レベルの数学の知識を前提とする。また、2回のアクティブ・ラーニングについては、それ自体としては、とくに提出を求めないが、学期末試験でその成果を確認する問題を出題するので、そのつもりでいること。
 
Notes   
High school level Mathematics is required.
 
教科書  
 
参考書  
 
使用言語  
日本語(J)
 
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