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演習:いのち論を深く掘り起こす――マルクス『資本論』第一巻を読む(1)(J)
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Seminar on Marx's Capital
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テキストを読み、立ち止まってかんがえ、じぶんじしんの言葉を紡ぎだすことに重点をおきたい。紋切り型の言葉、わかったつもりになっている言葉を使わずに、言葉を練ること。
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Read classical texts, stop to think, and express your ideas on your own. This is the only thing that matters in this seminar. Unlearn your stereotypical thinking.
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いのち論を掘り起こすために、マルクス『資本論』第一巻を第二章から精読する。「世界のなかで他者たちとともにあること」を思考する日本語についても学びたい。同時に、各人が自らの課題にあわせて選んだ文献についての書評論文を作成するために日々研鑽を積む。
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Reading Marx's Capital critically and intensively is the main point of this seminar. Cultivate your Japanese to think about Being-with -Others-in-the-World.
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Marx, commodity, money, capital, exchange-process
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第一回 導入 第二回 共通テキストの検討(1) 第三回 履修者選定テキストの検討(1) 第四回 共通テキストの検討(2) 第五回 履修者選定テキストの検討(2) 第六回 アクティヴ・ラーニング(小論文の提出) 第七回 共通テキストの検討(3) 第八回 履修者選定テキストの検討(3) 第九回 共通テキストの検討(4) 第十回 履修者選定テキストの検討(4) 第十一回 共通テキストの検討(5) 第十二回 履修者選定テキストの検討(5) 第十三回 アクティヴ・ラーニング(小論文の提出) 第十四回 共通テキストの検討(6) 第十五回 振り返り
共通テキストとして用いるのは、マルクス『資本論』第一巻とする。岡崎次郎訳、大月文庫版か、筑摩書房〈マルクス・コレクション〉所収の二巻本をすすめておく。
ゼミの具体的な進め方については、初回に決める。履修もしくは聴講を希望する場合、かならず参加してほしい。
共通テキストを検討する場合、A4一枚程度のエッセイを書いてくること。
9月には、卒業論文中間報告会に参加し、各自のゼミ論報告をしてもらう。
当人の課題に応じた、外国語で書かれた専門書の、すくなくとも序論に当たる部分の精密な翻訳作業(必要な訳注の作成も含む)を、「学訳一如」(高山宏)の修練として課す。日本語による言語表現の鍛錬にもなるに違いない。
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1. Introduction 2. Capital (1) 3. Other Texts (1) 4. Capital (2) 5. Other Texts (2) 6. Active Learning: Short paper 7. Capital (3) 8. Other Texts (3) 9. Capital (4) 10. Other Texts (4) 11. Capital(5) 12. Other Texts (5) 13. Active Learning: Short paper 14. Capital (6) 15. Review
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日頃の報告、議論への参加・貢献、学期末論文(8000字以上)で評価する。前二者に50%、後者に50%の比重を置いて、点数換算する。
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Daily reports, Contributions to daily discussion, and term paper (8000 Japanese words minimum).
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テキストの指定箇所をあらかじめ熟読吟味し、エッセイを書いてくること。
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Write and essay (1200~1600 Japanese words minimum) on each seminar.
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原則として、この演習を履修するばあい、大川が担当する授業を履修済みか、並行して履修するかを条件としている。
無断欠席は認めない。 一年間腰を据えて取り組むべき人文・社会科学の古典(できれば、原書)をみつけ、周囲の人たちに呼びかけ、読書会なり何なりを組織してほしい。 また、映画上映会など、さまざまな催し物を企画してほしい。
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