タイトル
     2017 年度   国際社会学部
  
南アジア地域研究B(専門演習)   
時間割コード
421163
担当教員(ローマ字表記)
  藤井 毅 [FUJII Takeshi]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
    2 秋学期 火4 -
授業題目(和文)   
移民、亡命者のなかのインド民族運動 (2)
 
Title(English)   
Indian national movement in diaspora and exile (2)
 
授業の目標   
19世紀末より20世紀前半にかけて、インド国外で展開された民族運動を跡づけることで、インド独立運動史を多面的、かつ、立体的に捉えることを目指します。インド近現代史を一国内で完結したものとして捉えるのではなく、世界史的契機や他地域との連関において捉えようとする努力です。ここでは、研究史と最新の研究動向を把握するとともに、歴史研究における史資料の扱い方を学びます。その意味で、出席者が掲げる卒業論文の研究課題に対応した基礎作業としても位置付けられます。
 
Goals of the course   
भारत के बाहर प्रवासी भारतियों द्वारा चलाए गए स्वाधीनता आंदोलन के बारे में व्याख्या की जाएगी।
इस सत्र में यूरोप और अमेरिका पर केन्द्रित किया जाएगा।
 
授業の概要   
ヨーロッパ、北米、アジア各地(日本、中国、東南アジア、中央アジア)において展開されたインド民族運動や、その支援活動を概観し、それぞれの地域で活動した代表的な人物の思想と活動を跡づけます。春学期の授業を受けて、秋学期では、「場と人」という大テーマを設定し、移民・亡命者が拠った都市や地域から問題を見て行きます。授業は、当方の講義と出席者の報告を適宜織り交ぜて進めます。
 
Overview of the course   
 
キーワード   
南アジア系移民、亡命者、ディアスポラの民族運動、ガダル党、駒形丸事件
 
Keywords   
Indian overseas, Indian revolutionary movements abroad, Ghadr movement, INA, IIL, R.B.Bose, S.C.Bose, A.M.Sahay, Mahendra Pratap, Madame Cama, Har Dayal, Virendra Chhattopadhyay, V.D.Savarkar, Krishna Varma
 
授業の計画  
 
Plan   
 
成績評価の方法・基準   
授業における発表・報告などを総合的に評価します。授業への能動的な参画を期待します。アクティブ・ラーニング相当分として、英語論文を読んでもらうか、本授業課題に関わるレポートを課します。
 
Grading system for assessment   
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
授業で提示する文献をきちんと読み事が何よりも大切です。併せて、ジャーナリズムで報道される現代世界の移民問題にも目を向けておく必要があります。
 
Preview/review   
 
履修上の注意   
南アジアの諸言語の読解能力は絶対不可欠ではありませんが、あったほうがいいのはいうまでもありません。
最低限、英語を読めることが求められます。ロシア語、ドイツ語やフランス語が読めるとなおよろしい。
 
Notes   
 
教科書  
 
参考書  
 
使用言語  
その他(O)
 
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