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cultural history of emotions
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近年、感情というテーマについて様々な研究分野において活発に議論が交わされている。歴史学の分野でも、感情史の理論と方法論が探求されるようになった。こうした感情史の隆盛の背景には、「九・一一」や「三・一一」などを通じて、国際社会が大きな感情的事件を経験し、流動化する地域社会の再構築や、異文化間の対話と共存に向けて、感情が学際的研究の主題として浮上したことがあげられる。移民問題や地域紛争、そして直近では「英国 EU 離脱」や「トランプ旋風」など、 グローバル化と結びつけられる諸問題は、しばしば「理性」対「感情」の対立図式によって説明される一方、感情を理性の下位に置き、否定的に捉える伝統的解釈が再検討されるようになったのである。この授業の目的は、こうした感情史の研究動向を紹介するとともに、学生ひとりひとりに実践的に感情史のケーススタディに取り組んでもらうことで、感情史の理論と方法論、課題と可能性について議論を共有し、理解を深めることである。
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The purpose of this lecture is to explore the cultural history of emotions in modern Europe.
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前半は、事前配布した参考文献をもとに感情史の諸問題を議論する。後半は、数人程度のグループごとに感情史に関連するテーマを選択し、プレゼンテーションを行う。プレゼンテーションでの質疑応答をもとに考察を深め、期末にレポートを作成・提出する。
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cultural history of emotions
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Please note that this lecture is given in the Japanese language. For further information, read the Japanese syllabus.
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レポート(50%)、授業への貢献度(たとえばディスカッションへの積極的な参加など)(50%)
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前半は講義形式で感情史の諸問題を議論する。事前に文献を配布するのでそれを必ず読んでおくこと。
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初回の講義で授業の運営方法について詳しく説明するので、必ず出席するようにしてください。
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