タイトル
     2017 年度   言語文化学部
  
日本言語研究B   
時間割コード
411155
担当教員(ローマ字表記)
  川村 大 [KAWAMURA Futoshi]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
    2 秋学期 水2 -
授業題目(和文)   
文法史
 
Title(English)   
History of Japanese Grammar
 
授業の目標   
 日本語文法の変遷の概要に関する知識を得るとともに、古代語文法の知識によって現代語文法を相対化する知見を養う。
 
Goals of the course   
 
授業の概要   
 不動産屋の広告にはなぜ「空室がある」ではなくて「空室あり」とあるのか。否定の連用中止形はなぜ「しなく、」ではなくて「しないで、」「せず(に)、」なのか。丁寧表現の意志表現はなぜ「~しましょう」と拗音を伴うのか……。その他、現代日本語の文法がなぜこのようにあるのか、その理由を知るためには、古代語から現代語に至る文法変化について知らなければならない。本講義では古代語文法のあらましや日本語文法史の重要なトピックについて講義する。他言語専攻の人にとっても興味深い内容となるだろう。
 
Overview of the course   
 
キーワード   
 日本語 文法史 構文論 統語論 形態論 係り結び 準体句 条件表現 文の種類 
 
Keywords   
 
授業の計画  
 
Plan   
Please refer to the syllabus in Japanese version. Students who cannot understand the Japanese syllabus will be advised not to take this course.
 
成績評価の方法・基準   
アクティブラーニングの提出物(20%程度)と、最終回に実施する理解度の確認(80%程度)による。詳細は初回授業時に説明する。
 
Grading system for assessment   
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
配布プリントに事前に目を通しておくこと。授業後、川村の紹介する参考文献にあたるとさらに理解が深まる。
アクティブラーニングの課題は必ず提出のこと。
 
Preview/review   
 
履修上の注意   
(1)本講義は秋学期の「現代語文法」とともに一つのまとまった概説になる。併せて履修することを強く勧める。
(2)上記シラバスは、1月末日時点での計画である。受講者の構成や理解度等によって、適宜変更する場合がある。
(3)4年次に川村の指導で卒業論文・卒業研究を提出しようと考えている者は、3年次までに本講義を履修すること。
(4)日本語学に関する基礎的知識を前提とする。日本語・日本地域以外の学生で、世界教養プログラム「日本語学を学ぶⅠ・Ⅱ」(月・2 旧「日本語学入門1・2」)を履修したことのない人は、併せて履修することを強く勧める。(履修していなくても理解できるよう努めるが、全く知識のない人にはついてゆくのが厳しいかもしれない)
(5)1回目(10月2日)に日程や評価法の詳細について説明するので、履修を考えている人は必ず出席すること。
 
Notes   
 
教科書  
 
参考書  
 
使用言語  
未選択()
 
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