タイトル
     2017 年度   言語文化学部
  
アジア・アフリカ言語研究概論B   
時間割コード
311328G
担当教員(ローマ字表記)
  加藤 晴子 [KATO Haruko]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
    2 春学期 木2 -
授業題目(和文)   
中国語文法概論を読む
 
Title(English)   
An outline of Chinese grammar
 
授業の目標   
中国発行の中国語文法概論のテキスト精読と概要の発表を通じて,中国語文法の基礎知識を整理すると同時に,学術的な高レベルの中国語の読解力およびプレゼンテーション能力を養成する。
 
Goals of the course   
通过阅读马真《简明实用汉语语法教程》整理汉语语法基本知识,并培养读解学术性文章的能力。
 
授業の概要   
中国の大学の現代中国語文法概説の教材『簡明実用漢語語法教程』第二版(馬真著,北京大学出版社,2015年)を精読する。この作業を通じて,頭の中の中国語文法の知識を整理し,中国語学の分野で卒論等の研究を進めるための基礎を築く。授業は担当者による発表と全員での質疑応答の形式で進めるので,学術的な分野の中国語の読解力が身につくだけでなく,文献を自ら消化した上でプレゼンテーションを行う力の養成も期待できる。
 
Overview of the course   
 
キーワード   
中国語学
 
Keywords   
中国语学
 
授業の計画   
第1回 授業のガイダンス
第2回 動詞と目的語(1)目的語と動詞との意味関係,述語となる成分
第3回 動詞と目的語(2)目的語となる成分,数量目的語,二重目的語
第4回 動詞と目的語(3)動作主目的語,動目フレーズ構成上の注意点
第5回 アクティブ・ラーニング1オンラインデータベースで,各自関心のある文法用語を検索し,どのような結果が出て,そこから何がわかりそうか,レポートにまとめる(第6回授業で提出)
第6回 動詞と補語(1)述語になる成分,補語の性質と分類,結果補語
第7回 動詞と補語(2)方向補語,可能補語,程度補語,時間・場所を表す補語
第8回 修飾語と中心語(1)定語・状語の性質と働き,定語と中心語の意味関係
第9回 修飾語と中心語(2)定語になる成分,状語になる成分,修飾語の階層
第10回 修飾語と中心語(3)修飾フレーズ構成上の注意点
第11回 アクティブ・ラーニング2オンラインコーパスで,各自関心のある語句を検索し,どのような結果が出て,そこから何がわかりそうか,レポートにまとめる(第12回授業で提出)
第12回 複文(1)複文とは何か,複文のタイプ,多重複文
第13回 複文(2)多重複文
第14回 複文(3)複文構成上の注意点
第15回 あいまいさ
 
Plan   
第1回 导论
第2回 动词和宾语(1)
第3回 动词和宾语(2)
第4回 动词和宾语(3)
第5回 主动学习1:试查文献库
第6回 动词和补语(1)
第7回 动词和补语(2)
第8回 修饰语和中心语(1)
第9回 修饰语和中心语(2)
第10回 修饰语和中心语(3)
第11回 主动学习2:试查语料库
第12回 复句(1)
第13回 复句(2)
第14回 复句(3)
第15回 歧义
 
成績評価の方法・基準   
中国語文法の基礎知識が体系的に理解できたか,学術的な中国語の読解力やプレゼンテーション能力が養成されたか,発表と質疑応答(約4割),学期末のレポート(約6割)から判断する。
 
Grading system for assessment   
课堂发言(40%),期末报告(60%)
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
発表担当者が発表の準備をするのはもちろん,担当者以外も,テキストの毎回の講読箇所に事前に目を通し,疑問点を整理して質問を用意しておくこと。
 
Preview/review   
 
履修上の注意   
中国語で書かれた概説書を講読していくので,中国語の基礎的な読解力が必須である。
 
Notes   
 
教科書  
教科書1 ISBN 9787301252642
書名 简明实用汉语语法教程
著者名 马真 出版社 北京大学出版社 出版年 2015
備考
 
参考書  
 
使用言語  
日本語(J)
 
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