タイトル
     2017 年度   世界教養プログラム
  
地域言語A(日本語Ⅰ-1)(外国人学生)   
時間割コード
102106
担当教員(ローマ字表記)
  風間 伸次郎, 柴田 勝二, 川村 大 [KAZAMA Shinjiro, SHIBATA Shoji, KAWAMURA Futoshi]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
      通年 春:火2 秋:火2 -
授業題目(和文)   
音声学・音韻論
 
Title(English)   
 
授業の目標   
音声を生み出す仕組みを知り、世界のさまざまな言語の音声やアクセントを聞き分け、発音し、表記できるようになること。音韻論、音素の設定方法を学ぶこと。日本語の音声的特徴、音韻論、音声・音韻の歴史について学ぶこと。
 
Goals of the course   
 
授業の概要   
前期は発音器官や発音の仕組みについて解説してから、実際に発音をしたり発音を聞き分けたりすることを練習する。毎回、前回の授業内容の理解度を確認するために小テストを行う。後期は音韻論、音韻史について学ぶ。
 
Overview of the course   
 
キーワード   
音声学 音韻論 調音器官 子音 母音 プロソディー 音素
 
Keywords   
 
授業の計画   
<前期>
第1回 音声学とは
第2回 気流・発声・調音のしくみ
第3回 子音(I)(破裂音・鼻音・調音位置・調音法・有声/無声)
第4回 子音(II)(摩擦音)
第5回 子音(III)(流音他)
第6回 子音(IV)(破擦音・有気/無気)
第7回 子音(V)(非肺臓気流)
第8回 母音(I)(舌の前後の位置・開口度・円唇/非円唇)
第9回 母音(II)(中舌母音・前舌円唇母音・後舌非円唇母音)
第10回 声調
第11回 アクセント(しくみと機能、分布)
第12回 アクセント(II)(分布)
第13回 テスト

アクティブ・ラーニング 6限か土日かある時間をとって、音声リレーや音声記号カルタ、短歌作りなど、チーム別の対抗でゲームを行う。

<後期>
第1回 音節とモーラ
第2回 結合音声学(I)(連続発音/不連続発音・復活発音)
第3回 結合音声学(II)(同化)
第4回 音韻論の基礎(I)(最少対)
第5回 音韻論の基礎(II)(相補分布)
第6回 音素分析(I)
第7回 音素分析(II)
第8回 日本語の音韻論の諸問題(I)(長母音音素・ガ行鼻濁音)
第9回 日本語の音韻論の諸問題(II)(タ行の子音)
第10回 日本語の音声音韻の歴史(I)(奈良時代)
第11回 日本語の音声音韻の歴史(II)(平安時代)
第12回 日本語の音声音韻の歴史(III)(中世)
第13回 テスト

アクティブ・ラーニング 百人一首カルタ取り大会を行う。
 
Plan   
 
成績評価の方法・基準   
学期末の二度の定期試験による。
 
Grading system for assessment   
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
配布する教科書の次回の内容をよく読んで予習しておくこと。
 
Preview/review   
 
履修上の注意   
ふだんから日本語をはじめとするさまざまな言語(留学生であれば特に自分の母語)の音声に興味と好奇心をもって接すること。
 
Notes   
 
教科書  
 
参考書  
 
使用言語  
未選択()
 
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