タイトル
     2017 年度   世界教養プログラム
  
地域言語A(日本語Ⅰ-1)(外国人学生)   
時間割コード
102104
担当教員(ローマ字表記)
  阿部 新, 柴田 勝二, 川村 大 [ABE Shin, SHIBATA Shoji, KAWAMURA Futoshi]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
      秋学期 木3 -
授業題目(和文)   
日本語(口頭表現)I
 
Title(English)   
 
授業の目標   
日本語の様々な表現や談話構造について学習し,待遇に配慮した日常会話やディスカッションなどを円滑に行えるようにする。
場面や機能によって異なる日本語の表現の特徴について理解を深め,自由に運用できるようにする。
知識の詰込みではなく,他者と協働して互いに知識を構築し,相互に評価し学び合う習慣を身につける。
 
Goals of the course   
 
授業の概要   
授業では,毎回それぞれのテーマや場面を想定して教室活動を行う。
個人学習のほか,ペアワーク,グループ・ワークなどを行い,日本語に対する分析力と運用力を向上させ,論理的で豊かな口頭表現力を養う。

授業は次のような流れで進める。
①その日学習する課の語彙・表現のクイズ
②事前学習状況における疑問点の解消(グループワーク・全体)
③個人の学習目標の明確化
④練習(ペア・グループワーク)
⑤発表(全体)
⑥個人の学習達成度の振返りと評価
 
Overview of the course   
 
キーワード   
日本語、コミュニケーション、場面、機能、メタ認知、運用力、自己分析力
 
Keywords   
 
授業の計画   
1. 自己紹介・授業の進め方の説明・討論会の説明
2. 説明1 5課 目上の人に注意を促す
3. 説明2 6課 グラフや表を説明する
4. 意見表明1 7課 ステレオタイプを打ち破る
5. 意見表明2 8課 就職試験制度について説明する
6. 討論会①
7. 討論会①の振り返り
8. 相手の意見に応対する1 9課 働くことの意義について討論する
9. 相手の意見に応対する2 10課 環境問題について話す
10. 情報にもとづいて意見を言う1 11課 犯罪傾向から現代社会を語る
11. 情報にもとづいて意見を言う2 12課 マスコミの功罪について討論する
12. 討論会②
13. 討論会②の振り返り

アクティブラーニング
討論会①と討論会②のために,テーマについてグループで情報を整理し意見をまとめておく。
 
Plan   
 
成績評価の方法・基準   
自己評価(グループワークのための準備をしてきたか・意識的な学習ができたか・その評価は妥当か)15%
他者評価(グループワークのための準備をしてきたか・学びのための協力をしているか・その評価は妥当か)15%
討論会①25%
討論会②25%
クイズ20%
 
Grading system for assessment   
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
授業前に必ず教科書のすべての課題の自分の答えを作って書いてくること(ただし「話す技法・聞く技法」は除く)。
「頭の中に作った(書いた)」などというようなことがないように準備してくること。
授業では自分の解答をグループメンバーに紹介し,お互いに表現や言い回しを学び合う。
 
Preview/review   
 
履修上の注意   
日本語・日本地域を専攻する留学生のための授業である。
クラスの人数などによって,スケジュールや内容を変更することがある。履修者と相談の上,教員が決定する。

<自己の目標設定と自己評価>
教科書は上級から超級へとレベルアップするために作られた教科書であるが,このような段階では,教師から受講者全体に同じ内容の習得を求めるということはしない。教科書の内容から各自が必要とすることを意識し,各自が目標を具体的に設定することが求められる。それに向けて何をどの程度努力をしたか,意識的に自己分析してほしい。

<他者との協力と他者評価>
この授業では,共に学ぶ仲間として,クラスメートとともに協力して学習活動を行い,互いに支援することが求められる。具体的には,互いの準備内容や学習内容を説明し合い,それについて相互に分析し,相互にアドバイスすることが求められる。その際,他者のアドバイスを真摯に聞き,自分の学習を評価する態度(どこが足りなかったか,どこが良かったか)も意識的に養ってほしい。
 
Notes   
 
教科書  
 
参考書  
 
使用言語  
未選択()
 
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