タイトル
     2016 年度   総合国際学研究科 日英区分 :日本語 
  
人類文化研究   
履修コード 科目分野
502M1130  
担当教員(ローマ字表記)
  吉本 秀之 [YOSHIMOTO Hideyuki]
授業形態 単位数 学期 曜日・時限
定時授業 2 春学期 月4
講義題目(和文)  
ヨーロッパと日本における核=原子力開発の歴史2016 (J)
 
講義題目(英文)  
History of Nuclear Energy in Europe and Japan
 
講義・演習の別  
講義
 
授業の目標  
ヨーロッパと日本における核=原子力開発の歴史を1年をかけて追いかけます。
 
授業の概要  
2011年の福島第1原発の事故から5年が経ちました。長い目で見れば合理性に反する逆行が生じています。
この授業では、現状分析や未来予測ではなく、こういう現状に至った経緯、すなわち歴史を探究します。
具体的には、ヨーロッパと日本の原子力の歴史、核開発の歴史を科学史/技術史にとどまらず、社会史/政治史の視点を取り入れて分析していきます。
 
キーワード  
ドイツ、反原発、脱原発、エネルギー政策、被曝、災害史、核開発、原子力、福島第1原発
 
授業の計画  
 2016年度は、ヨーロッパ諸国、とくにドイツとの比較に重点を置きます。この分野の基本的な研究書を読んでいきたいと思います。

  
 第1回 ラートカウ「あれから一年、フクシマを考える」
 第2回 ラートカウ「ドイツ反原発運動小史」
 第3回 ラートカウ『ドイツ原子力産業の興隆と危機 1945-1975』の「結論」
 第4回 ラートカウ「核エネルギーの歴史への問い」
 第5回 若尾祐司「ロベルト・ユンクの歩み」
 第6回 本田宏「ドイツの原子力政策の展開と隘路」
 第7回 西田慎「反原発運動から緑の党へ—ハンブルクを例に」
 第8回 Active Learning 1
 第9回 竹本真希子「一九八〇年代初頭の反核平和運動」
 第10回 佐藤温子「チェルノブイリ原発事故後のドイツ社会」
 第11回 真下俊樹「フランス原子力政策史」
 第12回 秋本健治「イギリスの原子力政策史」
 第13回 Active Learning 2
 第14回 「ヨーロッパ小国の原子力政策史」
 第15回 総括と総合的討論
 
成績評価の方法・基準  
報告ならびにタームペーパー
 
事前・事後学習  
テキストをしっかり読み、論点を整理し、批判的に考察してください。
 
授業上の注意  
教員の指示に従い、予習・復習を行うこと。
より詳しくは、次のホームページをご覧下さい。
       http://members.jcom.home.ne.jp/hide.yoshimoto/Nuclear.html
こちらもあらかじめ目を通しておいて頂けるとスムーズに授業に入れると思います。
 
教科書  
教科書1 ISBN 978-4812212233
書名 反核から脱原発へ : ドイツとヨーロッパ諸国の選択
著者名 若尾祐司, 本田宏 編, 出版社 昭和堂 出版年 2012
備考
教科書2 ISBN 978-4622077220
書名 ドイツ反原発運動小史 : 原子力産業・核エネルギー・公共性
著者名 ヨアヒム・ラートカウ [著],海老根剛, 森田直子 共訳, 出版社 みすず書房 出版年 2012
備考
教科書3 ISBN 9784763406590
書名 原子力と冷戦 : 日本とアジアの原発導入
著者名 加藤哲郎, 井川充雄 編, 出版社 花伝社 出版年 2013
備考
教科書4 ISBN 9784250212062
書名 震災・核災害の時代と歴史学
著者名 歴史学研究会 編, 出版社 青木書店 出版年 2012
備考
 
参考書  
 
教科書・参考書に関する補足情報  
吉見俊哉『夢の原子力』ちくま新書、2012
 山崎正勝・日野川静枝編著『増補 原爆はこうして開発された』青木書店、1997
 山崎正勝『日本の核開発:1939‐1955 原爆から原子力へ』績文堂、2011 
 モニカ・ブラウ『検閲 1945‐1949:禁じられた原爆報道』立花誠逸訳、時事通信社、1988
 笹本征男『米軍占領下の原爆調査:原爆加害国になった日本』新幹社、1995
 中川保雄『増補 放射線被曝の歴史—アメリカ原爆開発から福島原発事故まで』 明石書店、2011
ジョン W・ゴフマン『新装版 人間と放射線—医療用X線から原発まで—』(伊藤昭好・海老沢徹・小出裕章・小林圭二・瀬尾健・今中哲二・川野眞治・小出三千恵・佐伯和則・塚谷恒雄訳)明石書店、2011
 
使用言語  
Japanese
 
ページの先頭へ