東京外国語大学教務システム

中学校学習指導要領(平成29年)及び同解説総則編

2025 年度世界教養プログラム

教育課程論

時間割コード

19190003

担当教員（ローマ字表記）

津久井　貴之　[TSUKUI Takayuki]

授業開講形態	授業形態	単位数	学期	曜日・時限	実務経験のある教員による授業
対面		1	夏学期	集中	該当する

授業題目（和文）

教育課程論

Title（English）

Curriculum Studies

授業の目標

教育課程編成の基本概念及び学習指導要領の変遷について正しく理解するとともに、教育課程に関する理論・概念等の整理をすることができる。新学習指導要領について小中高の連携の視点からその特徴や方針について理解したり、教育課程編成にかかわる今日的課題や教科書をめぐる諸問題を分析したりして、適切な教育課程を編成する能力を養う。

Goals of the course

To understand the basic concept of curriculum studies and its formulation as well as the history of the Course of Study
To understand the characteristics of the Course of Study and to analyze current and practical issues on curriculum formulation, management, and school textbooks to develop the ability of curriculum management

授業の概要

現行学習指導要領やこれまでの学習指導要領を概観する。また、新旧の指導要領を対比させて、それぞれの特徴を理解する。さらに、教育課程編成上の課題や解決の方法、教科書について学修する。まとめとして、グループごとに「理想の学校」について経営方針やカリキュラムを立案し、提案する。
＊対面講義およびグループワークを想定しているが、状況によってはオンラインによる個別学習・作業となる場合もある。

Overview of the course

・Outline of Course of Study and Overview of its history
・Understanding the characteristics of each edition of Course of Study and education evaluation
・Exercise, discussion, and presentation on curriculum formulation, management, and evaluation

キーワード

・学習指導要領
・カリキュラム・マネジメント
・評価

Keywords

・The Course of Study
・Curriculum formulation and management
・Evaluation and assessment

授業の計画

Plan

No.	内容	Content
第1回	学習指導要領や教育課程、教科用図書に関する基本的理解及び指導要領変遷の概観	Basic Concept of Curriculum Studies and History of the Course of Study and School Textbook
第2回	小・中・高の（現行）学習指導要領について	Overview of the Current Course of Study
第3回	教育課程編成の原理(各教科、領域、道徳、総合的な学習の時間等)	Principles of Curriculum Formulation
第4回	カリキュラム・マネジメント(教育課程の管理と評価)	Curriculum Management
第5回	教育評価(アセスメント、評価、観点別評価などについて)	Educational Evaluation (Assessment, Evaluation, and Criterion-Referenced Evaluation, etc.)
第6回	特色ある教育課程(全国の学校事例から)及び学校現場の現状、課題	Diversity in Curricula
第7回	これからの学校教育の在り方 (グループワーク：「理想の学校」構想および教育課程概案作成)	Discussion and Exercise in Groups (Curriculum Formulation and Curriculum Management)
第8回	グループプレゼンテーション（「理想の学校」）および相互評価	Presentation of the Exercises and Evaluation (including peer evaluation)
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
※

成績評価の方法・基準

授業中の関わり(授業中のディスカッションや質問、コメントの内容など)(30%)
プレゼン(20%)
レポート(50%)

Grading system for assessment

Contribution in class (30%)
Presentation (20%)
Report (50%)

事前・事後学習【要する時間の目安】

事前学習
　授業には指定された参考書、文献等を読んだうえで出席すること。(授業中のディスカッションを効果的に行うために)
事後学習
　全授業終了後のまとめのレポート課題、評価に関する小課題、授業後にグループプレゼンテーションのための準備などが必要。

Preview/review

Preview
Strongly recommend reading the assigned reference textbooks and materials before class begins.
Review
One report, one short essay, and one group presentation are required.

履修上の注意

教職課程認定上の教職に関する科目(教育課程及び指導法に関する科目)の教育課程の意義及び編成の方法に該当する。(必修)

Notes

Pointed teaching subject (teaching curriculum and guidance subjects) must be in correspondence to the education meaning and method (for compulsory subjects).

教科書

参考書

使用言語

日本語(J)

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