タイトル
     2018 年度   世界教養プログラム
  
ことばとコミュニケーションA   
時間割コード
180045
担当教員(ローマ字表記)
  成田 節 [NARITA Takashi]
授業開講形態 授業形態 単位数 学期 曜日・時限 実務経験のある教員による授業
    2 夏学期 集中 -
授業題目(和文)   
日独タンデム集中練習
 
Title(English)   
 
授業の目標   
ドイツ人学生と1対1で行うタンデム練習を通じて,ドイツ語の運用能力を高めるとともに,母語である日本語を客観的に見直す態度を養う。また,同世代の学生との交流を通じてドイツと日本の文化について具体的に考える。
 
Goals of the course   
 
授業の概要   
ドイツ・エアランゲン大学の日本学専攻学生約25名を迎え,5泊6日の合宿を行い,互いに言葉と文化を学び合い,教え合う。
 
Overview of the course   
 
キーワード   
タンデム,ドイツ語・ドイツ文化,日本語・日本文化
 
Keywords   
 
授業の計画   
授業の計画 2018年9月3日(月)から8日(土)まで以下のような集中演習形式で授業を行う。

9月3日(月)1コマ目:タンデム学習についてドイツ語と日本語で講義
9月4日(火)2・3コマ目:タンデム練習① 詳細は下の説明を参照。
9月5日(水)4・5コマ目:タンデム練習②/6・7コマ目:タンデム練習③
9月6日(木)8・9コマ目:タンデム練習④/10・11コマ目:グループ練習(各グループで寸劇を創作し,上演の練習をする。)/12コマ目:寸劇上演
9月7日(金)13・14コマ目:タンデム練習⑤(前半では,タンデム練習④までで書いた自分の作文から一つを選び,タンデム形式で暗唱の練習をし,後半で発表する。)
9月8日(土)15コマ目:総括(前半に各グループで総括をし,後半に全員の前で発表をする。)

タンデム練習では日本人(東京外大のドイツ語専攻学生)とドイツ人(エアランゲン大学の日本学専攻学生)のペアで,あらかじめ決めておいたテーマについて話し合い,それを元にそれぞれが学習言語で作文をし,互いに添削し合って仕上げ,最後に音読の練習をする。以下の説明で,Dはドイツ語,Jは日本語,D/Jは両言語を使うことを表す。以下の流れで1セットが約3時間(授業2コマ分)。
(1) タンデムD:日本人がドイツ語でドイツ人パートナーにインタビューをし,テーマについての情報・意見を聞きだしメモを取る。
(2) タンデムJ:ドイツ人が日本語で日本人パートナーにインタビューをし,テーマについての情報・意見を聞きだしメモを取る。
(3) 作文:インタビューのメモを元に,日本人はドイツ語で,ドイツ人は日本語で作文をする。
(4) 添削:パートナーと作文を交換し,互いの作文を添削する。
(5) 添削の検討と音読D/J:お互いの作文についてパートナーと一緒に検討し,仕上げたら音読の練習をする。
 
Plan   
 
成績評価の方法・基準   
タンデム練習・グループ活動への取組40%,タンデムの成果としての作文とプレゼンテーション60%
 
Grading system for assessment   
 
事前・事後学習【要する時間の目安】   
タンデム練習のテーマについて十分に下調べし,ドイツ語の語彙・表現を調べて身につけておくことが必要。またタンデムパートナーの質問に答えられるように,日本の文化・歴史・社会についても十分に調べておくことが必要。
 
Preview/review   
 
履修上の注意   
・原則としてドイツ語専攻の2年生以上が履修可能。
・5泊6日の合宿形式で行う。宿泊費・食費・雑費として約21,000円必要。
・履修可能人数は約25名。ただしエアランゲン側の参加人数により変動することがある。
・履修者数の調整が必要になる場合もあるので,夏学期の履修登録期間に履修登録をすること。
・履修希望者はドイツ語専攻HPの掲示や授業中のアナウンスに注意すること。
 
Notes   
 
教科書  
 
参考書  
 
使用言語  
その他(O)
日本語とドイツ語
 
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