2026年度
教員名
専門領域・卒論指導可能分野
現代文学、翻訳研究、世界文学、ジェンダー研究、ポストコロニアル研究、文学理論、比較文学、東アジア文学・文化研究。 日本語・英語・中国語圏の文学作品、翻訳、映画・映像作品、ジェンダー表象、移動・越境・アイデンティティに関する研究を中心に指導します。
演習題目
ゼミ紹介
本ゼミでは、文学作品や翻訳、映画・映像作品を対象に、テクストを丁寧に読み解きながら、そこに現れる言語、身体、記憶、ジェンダー、権力、移動、アイデンティティの問題について考えます。 文学を単に「作品」として読むだけでなく、それがどのような社会的・歴史的文脈の中で書かれ、読まれ、翻訳され、受容されてきたのかを重視します。 授業では、各自の関心に基づく発表とディスカッションを中心に進めます。扱う対象は、日本文学、英語圏文学、中国語圏文学、韓国文学、翻訳文学、映画、ポピュラーカルチャーなど幅広く想定しています。 ただし、どの対象を扱う場合でも、作品の内容紹介にとどまらず、先行研究を踏まえたうえで、自分自身の問いを立て、テクストの具体的な分析へとつなげていくことを大切にします。 翻訳研究に関心のある学生は、原文と翻訳の比較、翻訳語の選択、翻訳を通じた文化的意味の変化、世界文学としての流通などをテーマにすることができます。 ジェンダー研究に関心のある学生は、女性表象、身体、家族、ケア、セクシュアリティ、クィアな読解、フェミニズム批評などの観点から作品を分析することができます。 ゼミでは、発表、コメント、ディスカッション、短い文章の提出などを通じて、卒業論文を書くための基礎的な力を段階的に養います。文学や文化をめぐる自分の問題意識を深めたい学生、作品を理論的に読む方法を身につけたい学生を歓迎します。
卒論・卒業研究について
卒業論文では、文学作品、翻訳、映画・映像作品、文化表象などを対象に、自分で設定した問いに基づいて研究を進めます。 テーマ例としては、文学作品におけるジェンダー表象、翻訳における語りや文化的意味の変化、移民・越境・アイデンティティの表象、女性作家やマイノリティ作家の作品分析、映画化・翻案の問題、ポストコロニアル文学、世界文学としての作品受容などが考えられます。 卒論では、作品への関心だけでなく、先行研究の整理、研究目的の明確化、分析対象の限定、具体的なテクスト分析が重要になります。ゼミでは、テーマ設定から資料収集、先行研究の読み方、構成の立て方、発表・執筆の進め方まで、段階的に指導します。
受講上の注意など
このゼミでは、毎回の出席、発表、ディスカッションへの参加を重視します。扱う作品や資料を事前に読み、自分の考えを言葉にして共有する姿勢が求められます。 文学や文化を「好き」という気持ちは大切ですが、卒業論文では、その関心を学術的な問いへと発展させる必要があります。自分の関心を大切にしながらも、先行研究を読み、他者の意見に耳を傾け、粘り強く考える意欲のある学生を歓迎します。 外国語の資料を扱う場合もありますが、最初から完璧な語学力を求めるわけではありません。むしろ、言語の違いや翻訳の問題に関心をもち、丁寧に読む姿勢を重視します。卒論テーマについて迷っている場合は、早めに相談してください。
ページの先頭へ